そう思いつつも、この記事にたどり着いたんですよね。
水は大事で飲まないと痩せないという人はいますが、その理由まで知っている人は少ないです。
最初に結論から言いますと、水自体は脂肪を燃やしませんし溶かしません。
しかし巡りが良くなるので、痩せやすい体質に近づくことができます。
つまり水を飲むことに加えて、もうひと踏ん張り努力することで痩せることができるんです。
このように言うと、それなら運動嫌いだしだめだと思う人もいるかもしれません。
それで何もしないのも1つですが、水を飲むだけで身体の状態が改善することを考えるとこれほど楽なことはないと思いませんか?
巡りが良ければ肌の調子も良くなり、見た目の印象にも影響が出てきます。
水を飲むだけでキャリア、美容、モテ期を制するとかそんな大きなことは言いませんが、私なら透明感のあるミネラルウォーターを飲む女子になりたいw
そこで今回は調べていく中で水を飲むだけなのに水ダイエットと呼ばれていたので、それを中心にまとめてみました。
水とダイエットについて調べていた人や、体質改善をしたい人は要チェックです。
水ダイエットとは
水ダイエットとは、適量をこまめに飲むだけのダイエット法です。
これを知った時に、世の中って何でも「~ダイエット」という名前を付けたがるのね…という印象でしたw
痩せる働きは体内の水分量が増えることでデトックスが進み、血流が良くなるので新陳代謝も高まり痩せやすくなるというものです。
老廃物をスルスル外に出せる事から、腸活目的の人も水は飲んだ方が良いですね。
次に「適量」の考え方も説明するので参考にしてください。
水分の「適量」の考え方
「適量」って人によって様々ですよね。
よく2Lは飲んだ方が良いと言いますが、その根拠は知っていますか?
これはアメリカの習慣でコップ1杯250mlの水を1日に8杯飲むと健康にいいという習慣から来ています。
言い換えれば、食生活が全く違う国の習慣を信じていたということになります。
もちろん否定はしませんが、日本では厚生労働相の「健康のため水を飲もう」推進運動が基準としてあるのでそちらも合わせてチェックしてみてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html
厚生労働省のHPのリンクの載せましたが、見てもらうとわかる通り実際に飲み水で推進されているのは1.2Lが基本です。
そのためこの基準のもとこまめに水分補給するとわかりやすいですが、他にも水分量の考え方には以下のようなものがあります。
- 体重の4%分の水分を1日に摂る(体重㎏×0.04)
- 年齢に応じた体重1kg当たりの1日の水分量を計算して摂る。
- 25歳未満:体重1kg当たり35ml/日
- 25~54歳:体重1kg当たり35ml/日
- 55~64歳:体重1kg当たり30ml/日
- 65歳以上:体重1kg当たり25ml/日
これらは食事に含まれる水分量も含めての数字になります。
元々水分を飲まない人は数字にこだわらずまずは飲むことが大切なので、1つの目安として考えて意識付けしましょう。
水ダイエットの注意点
水ダイエットの注意点を簡単に言うと、水分の質、温度、タイミングが重要です。
それらを上手に生かせないと内臓に負担がかかり、すぐにトイレに行きたくなったり熱中症を引き起こす原因になったりもします。
それを踏まえて以下に注意点をまとめたのでチェックしてみましょう。
- 普段や体調が悪い時は常温(20~35度)、冬や冷え切った部屋、リラックスしたい時は白湯を選ぶ。
- お酒やカフェインの飲みすぎは水分にならない。
- 水分の一気飲みはトイレが近くなるので、こまめに摂るようにする。
- 夏は水分だけはNG。塩分も意識して摂る。
1日分の水分を飲み切るコツ
これ、かなりわかります。
私は今は水を受け入れられるようになりましたが、20代までは味のついていないものを飲むことに違和感がありミネラルウォーターが苦手でした。
そんな私から1日分の水分を飲み切るコツは、食事の水分量も意識して飲むタイミングを気を付けることで効率よく摂るです。
このタイミングですが、起きた時やお風呂あがり、食事の直前、間食の前、汗をかきそうなことをする前や汗をかいている最中が挙げられます。
いずれも吸収が良いのが一番の理由ですが、間食前に関してはあらかじめ水分でお腹を膨らませるので食べ過ぎを防げます。
狙ったタイミングで、続けやすさ最優先でこまめに水分を摂ってみてくださいね。
水ダイエットの効果
ここまで水ダイエットについて書いてきましたが、改めて効果をおさらいしましょう。
- 栄養や酸素を運び老廃物を出すという巡りが良くなる
- デトックス
- 便秘解消
- 体温調整
- 基礎代謝アップ
- 食欲抑える
- 体内の古い水分が出ていく
- 美容
この体内の古い水分が抜けるですが、濁った水分が体内にあるといくら新しい水分を体内に入れたくても入る場所がないですよね。
巡りが悪ければ出ていく水分の量も少ないので、これが起こりがちです。
だからといって新しい水分を入れたら古い水分と混じらないか気になりますよね。
結論ですが、混じらないんです。
きちんと古い水分を出しつつ新しい水分が巡るので、どんどん飲んだもん勝ちですねw
水を飲み過ぎで起こる健康障害
ここでよくいるのが、尋常じゃないほど水を飲む人。
1日に5Lとか飲む人って本当に探せばいるんですよw
でもそこまで飲むとどうなるかというと、水中毒や低ナトリウム血症を引き起こす原因になります。
水中毒は飲みすぎると腎臓に負担がかかることで、頭痛や吐き気などの症状がでます。
一方低ナトリウム血症は水を飲み過ぎたことで血液中の電解質の濃度のバランスが悪くなり、健康障害をきたします。
最初に説明した「適量」を守るだけでも、身体にはしっかりと影響します。
飲みすぎ注意です。
水を大量に飲んでもむくみは心配しなくてOK
水を大量に飲んでもむくみは心配しなくてOKです。
飲み過ぎた場合、最初は体質がいい方向に改善する前なのでむくむこともあります。
上手にデトックスできなければ仕方のないことです。
しかし水分をこまめに摂ることでデトックスがスムーズになり、徐々にむくまなくなります。
むくむから…と言って水分量を制限している方がよほど最悪なんです。
やらない理由を探すのは止めて、まずはこまめに水分補給していきましょう。
水だけで痩せると逆に太る理由
むくむという人もいる一方で、水だけで痩せたけどえげつないリバウンドをして立ち直れないという人も見かけます。
水だけ飲んでれば当然痩せますよね。
理由としては摂取カロリーが消費カロリーよりも少なくなるためです。
ダイエットの基本ではありますが、これだけを追求すると健康障害が起こるだけではなく停滞期が急接近して、次に物を食べた時は普段以上に栄養を吸収する最低なことになります。
糖質や脂質まで余すところなく吸収って…それならダイエット前より太るのも当然です。
何事もバランスと管理が大切です。
極端ではなく限度を守って安全第一でやりたいですね。
まとめ
- 水ダイエットは飲むことで体質改善ができ、痩せやすくなる
- 飲みすぎ、飲まなさすぎは健康障害の元
- 適量を把握して、こまめに水分摂取
水を飲めば痩せるだけをみて行動すれば、ダイエットに失敗する理由もわかります。
私は「~ダイエット」という言葉をみて気合を入れすぎると高確率で長続きしなかったので、その意識はまずは捨てることをおすすめします。
そして普段から目に入ったら手当たり次第に水を飲むw
ただこれだけできっと習慣化できると思いませんか。
健康習慣の1つだと思って、ぜひ普段の飲み物を見直してみてはいかがでしょうか。