豆知識

ストレスが原因の寝不足は太る!その理由や具体的な対策方法とは?

仕事もダイエットも頑張ってるのになぜか成果が出ないし、痩せないって時はありませんか?

もしかしたらそれはストレスによる寝不足が原因かもしれません。
しかしストレスや寝不足になると、食欲がわかなくて痩せるという人もいます。

私はストレスや寝不足の人って、痩せてるというよりやつれてる人が多い気がするんですけどね…。

そこで今回はストレスによる寝不足とダイエットの関係性について解説し、最適な睡眠時間や対策方法などを紹介します。

この記事を読めば、明日からよりタフに活動できますよ。
最近よく眠れない、痩せないと悩んでいる方は要チェックです。

この記事のポイント
  • ストレスで寝不足になると太るかどうかがわかる
  • ストレスによる寝不足で太る理由がわかる
  • ダイエットに効果的なストレス&寝不足対策方法がわかる

ストレスで寝不足!実際太る?

結論から言うと、ストレスで寝不足になっている人は太ります。

なぜならストレスが睡眠をコントロールする自律神経やホルモンバランスを乱し、食べ過ぎや代謝の悪化を招くからです。

運動などの一時的なストレスは食欲をおさえますが、過労など慢性的なストレスは体に大きなダメージを与えます。

またストレスと寝不足は関係が深く、どちらかだけ解消されても意味が無いです。
なかなか痩せないと感じているなら、まずはストレスケアと良質な睡眠を取ることから始めましょう。

睡眠不足と身体が感じる時間は?

身体が寝不足と感じる睡眠時間は5時間です。

睡眠には疲労回復に必要な浅い睡眠と体の調子を整える深い睡眠の2種類があり、この2つを機能させるには5時間以上の睡眠が必要になります。

ではたくさん眠れば良いかと言うと、そういうわけでもないんです。

9時間以上の長い睡眠は浅い眠りがダラダラ続いているので、体が完全に回復していません。

体がしっかり休めて痩せる睡眠時間は7~8時間です。
また美容や回復に必要なホルモンは23時以降に出始めるので、昼の寝だめや夜更かしは良くありません。

ダイエッター
ダイエッター
良いことがないのであれば、作業はそこそこに気合入れて寝た方が良いね。

そもそもストレスで太る理由とは?

そもそもストレスで太る理由は、コルチゾールというホルモンの影響です。

コルチゾールは痛みや体の凝りを防ぐ作用がある一方、増えすぎると食欲を暴走させたり糖質を脂肪として溜め込む働きがあります。

また体の修復に欠かせない成長ホルモンの働きも邪魔するので、筋肉量が落ちて痩せづらい体になるんです。

岩塩
岩塩
コルチゾールのコントロールは難しいけど、ストレスをどうしたら溜めないかを考えることならできそうだね。

ストレスチェックをしてみよう!

ここで自分にどれくらいストレスが溜まっているのか、ストレスチェックをてみましょう。

「□人間関係や仕事などで日常的にストレスを感じている
□毎日睡眠不足である
□リラックスする時間がなく、常に時間に追われている
□体がいつも重くてだるい
□仕事と家の往復だけで、趣味や外出の時間はほとんどない
□週1回以上の定期的な運動をしていない
□ダイエット中は、カロリー制限や炭水化物を減らす
□ダイエット中は、カロリー制限や炭水化物を減らせてもお菓子の量はあまり減らない
□ダイエット中はいつも食べることばかりを考えてしまう
□ダイエットを決意しても食欲に我慢できず、しばらく頑張った後に暴食してしまう」

allabout

チェックが多い場合は、ゆっくりする時間を作って心身ともにリフレッシュすることを最優先にしてくださいね。

ストレスが原因の寝不足で太る4つの理由

ストレスが原因の寝不足で太る4つの理由を解説します。
知らず知らずのうちに食べすぎていたり、最近眠れないと感じている方は要チェックです。

食生活が乱れてカロリーオーバーが続いたため

ストレスにより寝不足が続くと食生活が乱れて、カロリーオーバーしやすくなります。

なぜなら高カロリーで糖質が多い食事は幸せホルモンであるセロトニンが一時的に分泌されるので、ストレスから少しの間だけ逃れられるからです。

その上低カロリーでストレス緩和に役立つ食物繊維やタンパク質が不足しがちになり、栄養バランスが崩れてますます過食してしまいます。

結果、食生活が乱れることによるカロリーオーバーが続いて太るんです。

コルチゾールが増えて食欲が増すため

ストレスホルモンであるコルチゾールが増えて食欲が増したことも太る原因です。

セロトニンは本来食欲をおさえますが、コルチゾールが増えすぎた状態だとその効果が発揮できなくなります。

コルチゾールは二型糖尿病の原因でもあるため、ストレスで食べすぎている方は注意してください。

コルチゾールの量は常に目視で確認できない分、自分は今幸せかを意識して過ごすだけでもストレス源となるものを回避できますよ。

自律神経が乱れて代謝が落ちたため

体のONとOFFを調整する自律神経が乱れて、代謝が悪くなったのも太る原因です。

ストレスによる寝不足が続くと体のスイッチがONのままになり、胃腸の消化機能が落ちたり、便秘になることで代謝が落ちます。

胃腸機能が低下したことで食欲が落ちて痩せる人もいますが、それは一時的なもので後に慢性胃炎などの病気を引き起こしたり、体が少量のエネルギーでも蓄えようとするので長い目で見た時に太りやすい体になります。

自律神経は生活習慣がもろに影響してくるうえに一度悪くすると治りにくいため、不調を感じたら休むことを優先してくださいね。

寝不足が原因で活動量が減ったため

寝不足になると活動量が無意識のうちに活動量が低下し、太ってしまうんです。
睡眠時間が少なすぎると日中でも体が本能的に睡眠を取ろうとするので、強いだるさを引き起こします。

また筋肉の回復も追つかなくなるため、寝不足は日頃のワークアウトが無駄になる原因にもなるんです。

活動量が下がる時って、日頃から意識していないとなかなか気づけません。
気が付けば最近運動してないな…ってなりませんか?

その原因が寝不足のようにはっきりしていないと、太ってから気づいてしまうんです。
もし今「自分のこと?」とドキリとした人は、普段の睡眠状態を振り返ってみましょう。

ストレスが原因の寝不足を悪化させる習慣

ストレスによる寝不足は以下のような習慣で簡単に悪化します。

  • 寝る直前のスマホ
  • 塩分の多い食事
  • 夜遅い時間の運動
  • 寝る前に考え事をして止まらなくなる

ブルーライトは睡眠を妨げる働きがあるので、寝る2時間前からスマホをいじるのはやめてください。

運動はストレス発散に効果的ですが、夜中に行うと目が冴えてしまうので、遅くても21時までに終了するのがおすすめです。

ストレスが原因の寝不足解消法

ダイエットしたいなら、まずは普段の生活習慣を次のように変えましょう。

  • 1日7~8時間寝る
  • 食生活を改善する
  • 日中に運動する
  • 寝る前に考え事をしない

寝る前は頭を空っぽにして目をつぶり、1回8秒くらいの深呼吸をすると寝つき良くなるのでおすすめです。

どうしても眠れなかった時は、12時から14時の間に15〜30分の昼寝をすると体を少し回復してくれますよ。

ストレスが原因の寝不足を放置すると起こること

ストレスが原因の寝不足は予想以上にダメージが大きいです。

  • 活動量が落ちて太る
  • 集中力や判断力が鈍る
  • 免疫力が落ちて体調を崩しやすくなる
  • メンタルが安定しなくなる

ただ太るだけではなく、ケアレスミスしやすくなったり風邪を引きやすくなるので注意しましょう。

ストレスが原因の寝不足対策をした結果起こること

ストレスが原因の寝不足はきちんと対策すると、無理せず痩せ体質になることが可能です。
その上で次の未来が予想できます。

  • ホルモンバランスや自律神経が整って代謝が良くなる
  • 活動量が自然と増えて痩せる
  • 集中力や判断力が上がる
  • メンタルが安定する

痩せたいなら、まずはストレスケアと寝不足解消を徹底しましょう。
どれか1つでも対策し始めて効果を実感すれば、他の対策もしたくなりますよ。

まとめ

  • ストレスが原因の寝不足は、自律神経やホルモンバランスを乱すから太る
  • ストレスによる寝不足は、食べすぎと運動不足をまねく
  • 理想の睡眠時間は7〜8時間
  • ストレスが原因の寝不足を解消するだけで自然と痩せやすくなる

寝不足や食べ過ぎはストレスで体が悲鳴を上げているサインです。
しっかり対策しないと心も体も病んでしまいます。

ダイエット中はいろんなことに厳しくなりがちですが、痩せるためには自分自身に優しくなることも大切です。

これを機会に、思いきってゆっくりする時間をつくってみましょう。