ダイエット中でもお酒が飲みたくなる時ってありますよね。
私も特にスパークリングワインが大好きで、頑張った時のご褒美や友達との飲み会でよく開けるんです。
ただ、スパークリングワインって飲みやすいし、気が抜ける前に飲まなきゃと思うので、たいていの場合は一杯では終われず後悔することもあります…。
ダイエットとお酒は相性が悪いと言われ、炭酸が入っているスパークリングワインは余計太ると感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スパークリングワインが太る理由や、ダイエット中でも楽しめる方法を徹底調査しました。
スパークリングワインが大好きな方や、ダイエット中でもお酒が飲みたい方に必見な内容です。
- スパークリングワインで太る理由がわかる
- スパークリングワインに関する基礎知識がわかる
- ダイエット中のスパークリングワインの飲み方がわかる
スパークリングワインの楽しみ方によっては太る!
スパークリングワインは、楽しみ方によっては太ってしまいます。
後ほど詳しく説明しますが、スパークリングワインは、他のワインと比べてもカロリーが高めです。
とはいえ、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば太ることはありませんし、アルコールは体内で真っ先に消費されるエネルギーなので、実は体に蓄積されづらいものでもあります。
スパークリングワインのせいで急激に太るというよりも、食事などそれ以外の面が影響しているんですよ。
スパークリングワインで太る理由
スパークリングワインを飲むと太ってしまう理由は以下の通りです。
- 炭酸が食欲を増進させる
- スパークリングワインを飲みすぎている
- ハイカロリーなおつまみを食べている
- 夜中など太りやすい時間帯に飲んでいる
スパークリングワインに含まれる炭酸は、胃腸を刺激して食欲を増進させる効果があるので、他のワインよりも飲みすぎや食べ過ぎにつながりやすくなります。
また、夜の代謝が落ちる時間帯に飲んだり、ピザなど糖質とカロリーの高い食べものを選びがちになるのも肥満の原因です。
スパークリングワインのカロリーと栄養
100mlあたりのスパークリングワインのカロリーと栄養を、他のお酒と比較してみました。
カロリー 糖質 たんぱく質 脂質 スパークリングワイン 100kcal 2g 0.1g 0g 赤ワイン 73kcal 1.5g 0.2g 0g 白ワイン 73kcal 2g 0.1g 0g ロゼワイン 77kcal 4g 0.1g 0g ビール 40kcal 3.1g 0.3g 0g 日本酒 109kcal 4.9g 0.4g 0g ウィスキー 237kcal 0g 0g 0g ーカロリーSlimより
スパークリングワインのカロリーはお酒の中でもカロリーが高めになっているので、1杯~2杯程度にするのが良いですね。
ただ、ビールなどと比べると糖質が低いのは嬉しいポイントになります。
エンプティ―カロリーのため要注意!
スパークリングワインをはじめとするアルコールは、エンプティカロリーのため要注意になります。
エンプティーカロリーとは、カロリー自体は高いにも関わらず、消化に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素はほとんど含まれないことです。
アルコールは体に入ると真っ先に消費されますが、その分おつまみなど、食べ物の消化は後回しにされてしまい、体に脂肪として蓄積されてしまいます。
エンプティーカロリーはアルコールのほかに、お菓子やジャンクフードなども対象です。
スパークリングワインなどお酒を飲む時のおつまみとして特に避けるべきものになりますね。
スパークリングワインの基本の飲み方
ここまで読んで、スパークリングワインはダイエットに不向きかと思えるかもしれませんが、カロリーオーバーにならなければ飲んで大丈夫です。
せっかく飲めるのであれば、楽しみ方も知っておきたいですよね。
ここではスパークリングワインの基本的な飲み方もご紹介します。
- 適温は甘口が4℃、辛口が6~8℃
- 細長いグラス(フルート型)を使う
- グラスの側面に当てながらゆっくり注ぐ
- 飲みきれなかったらシャンパンストッパーで保存する
スパークリングワインは、飲む前によく冷やすことが基本で、甘さによって温度を変えることでより美味しく飲めるんですよ。
また、スパークリングワインを飲むときには炭酸が逃げにくい細長いグラスを使いましょう。
フルート型と呼ばれ、通常のワイングラス比べ炭酸の抜け具合が3分の1程度まで押さえられます。
スパークリングワインを注ぐ時は、グラスの側面にあてながら7割ぐらいの高さまでゆっくり注ぎましょう。
飲み切れない場合は「シャンパンストッパー」という専用のフタを使えば2~3日程度は新鮮なまま楽しむことができるので、参考にしてみてくださいね。
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基本的な飲み方が分かったところで、ダイエット中のスパークリングワインの飲み方をご紹介します。
これから挙げる3つのポイントを押さえれば、お酒も楽しめるダイエット生活になること間違いなしですよ。
寝る前に飲まない
寝る前にスパークリングワインを飲むと、太りやすくなるので避けましょう。
アルコールが脂肪燃焼を邪魔するうえ、睡眠中に余ったエネルギーが脂肪に変わってしまうからです。
特に、夜22時~2時は最も太りやすい時間帯なのでおすすめできません。
スパークリングワインを飲む理想のタイミングは、一日の中で太りづらいとされる14~16時の間ですが、夜飲みたいという方は遅くても21時までにしましょう。
飲みすぎない
スパークリングワインに限らず、お酒は飲みすぎ禁物です。
アルコールはは製造過程で砂糖をたくさん使うためカロリーが高いうえに、エンプティーカロリーなことも太る原因になります。
翌日にも影響するので、飲みすぎは控えてグラス1~2杯を味わって飲むことがおすすめです。
空腹の状態で飲まない
空腹の状態でスパークリングワインを飲むと太りやすいうえに、酔っぱらいやすいので避けましょう。
空腹だと食べ物や飲み物の吸収率が高くなっているため、スパークリングワインに含まれる糖質などがそのまま吸収され、血糖値を一気に上げてしまいます。
血糖値が上がると体が脂肪を溜め込みやすくなってしまうんです。
スパークリングワインを飲む時は空腹を避けて、飲む前に水やお茶を飲んだり、野菜スティックなど食物繊維の豊富なものをつまむようにしてくださいね。
おつまみのカロリーは要注意!
スパークリングワインを楽しむ際には、おつまみのカロリーに要注意です。
ただでさえ炭酸で食欲が増しているうえ、スパークリングワインは脂っこいものや、炭水化物系と相性抜群なので、ピザやポテトなどがどうしても食べたくなりますよね。
しかし、飲酒中のおつまみは脂肪になりやすいですし、栄養バランス的にも良くないです。
スパークリングワインのおつまみは、サラダなどの野菜類、ローストビーフ、カクテルシュリンプといった低糖質&高たんぱくなものを選びましょう。
スパークリングワインのQ & A
スパークリングワインについてよくある疑問や質問をまとめました。
甘口より辛口の方が若干カロリーが低いと言われています。
甘口は製造過程で砂糖を加えていることがあるのと、ワインを発酵する段階で糖分がすべてなくなったものを辛口とするので、理論上は辛口の方がカロリーが低いです。
ただし、糖分の含有量はワインラベルに記載されていませんし、カロリーも大幅に変わるわけではないので、とりあえず辛口から試して、自分に合ったものを選んでください。
アルコール度数がボディによって違うため、カロリーも変わります。
アルコールのカロリーは1gあたり7kcalで、炭水化物や脂質とほぼ同じです。
そのため、アルコール度数の低いライトボディの方が低カロリーですが、その分飲みやすくなっているので、飲む量の調節をしっかり行いましょう。
ぶどうは品種関係なくカロリーは100gあたり59kcalと同じです。
一粒当たりの大きさが品種ごとで変わるため誤差が生じています。
ちなみに、スパークリングは製法を指すので、赤ワインや白ワインなどのように特定のぶどうの品種は存在しないです。
スパークリングワインを飲むときに参考にしてくださいね。
カロリーOFFワインも検討しよう
最近はカロリーOFFのワインも出ているので、こちらも検討してみましょう。
アルコール度数は9%前後と、通常のワインより低めのものが多いものの、その分カロリーも低いです。
普段用としてカロリーOFFワインを飲んで、ご褒美デーにカヴァなどといったスパークリングワインを飲むなど上手く取り入れてみてくださいね。
特徴を簡単に説明すると次の通りになります。
- アメリカの有名ワインマガジン「WINE ENTHUSIAST」で「2020年ワイン・スターパーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた実力派ワイン
- アルコール度数9%
- 糖質ゼロ
- カロリーは1杯85kcal
- 風味、口当たり、ボディバランスの良さは、サステイナブル栽培と醸造で丁寧に作られたから。
- 「晴れ時々花」の名前にふさわしいHAPPYなパッケージ
普段用で買うのも良いですが、女子会用として買っても話題性抜群のワインです。
1本ストックしておけば、いつでも罪悪感なくワインを楽しめますよ。
まとめ
- アルコールは基本太らないが、エンプティーカロリーなので注意
- スパークリングワインは飲みすぎと食べ過ぎになりやすい
- スパークリングワインは夜中は避けて、低カロリーおつまみと一緒に飲む
お酒は好きな人にとっては最高のご褒美です。
ダイエット中のお酒は罪なイメージがありましたが、実際は食べ合わせや時間帯の方を気を付けるべきだと分かって、スパークリングワイン好きな私もほっとしました。
スパークリングワインは一人でも大勢でも楽しめるお酒ですし、今回の知識をもとにお酒を恐れず取り入れて、楽しいダイエット生活にしましょう。