最近梅干しを温めて食べるだけでダイエット効果が増すという記事を書いたのですが、そこで塩抜きがポイントとして出てきました。
梅干しに限らず、食事で必ずと言っていいほど出てくる話題が塩分ですよね。
そこで塩分について調べたところ、驚きのダイエットを発見しました。
個人的には脂肪を燃焼するわけではないのでダイエットとは言いたくないのですが、どうしても急に痩せたくなった時には使えると思ったので記事にしてみました。
また身体が軽くなることでダイエットのモチベーションが上がれば、それはそれでありですよね。
今回は塩抜きダイエットの方法と注意点、効果、意識したい食材、食事の一例まで紹介します。
塩分の多い食事をしている自覚のある(私のような)人や、2kg程度をすぐに痩せないといけない事情がある人は要チェックです。
- 塩抜きダイエットの方法がわかる
- 塩抜きダイエットの注意点に気を付け、効果的に痩せれる
- 食事のイメージがつく
塩抜きダイエットとは
塩抜きダイエットとは最大で週2日までを期間として、その二日間は塩を抜いた食事で過ごすダイエットです。
一時的に急激に塩分を断つことで余分な水分を身体の外に出し、その結果体重が落ちるという痩せ方になります。
そのため脂肪燃焼はしないのでダイエットとは言いにくいですが、抜けた水分だけ数字は下がることから同窓会など一時的どうしても痩せたいという場合にはありです。
ただし本質的に脂肪を燃やしていないため、塩分を摂ればまた数字は戻ります。
そのことからダイエットとしておすすめはしませんが、デトックス目的で身体の状態をリセットしたいのであればありですね。
塩抜きダイエットの7つの注意点
塩を抜けばいいだけなので方法は簡単なのですが、注意点は7つほどあります。
塩分ってそもそも悪ではないんです。
人間の生命活動には大切なミネラル成分なのですが、摂りすぎるためむくみになったりと良くない結果になりがちです。
それを踏まえた上で、以下の注意点は必ず守るようにしましょう。
塩抜きダイエットの実施期間は必ず守る
塩抜きダイエットの実施期間は必ず守るようにしましょう。
理由としては、先ほども説明した通り塩分も身体にとっては大切な成分だからです。
塩分が少ないとどうなるかというと、脱水症状になります。
その結果、めまいやだるさなど体調不良として自覚することになるのです。
抜けていく余分な水分を見るとついもっと実践したくなるのですが、そこは安全第一で最大でも2日間までにしておきましょう。
体調不良になったら即中断!
体調不良になったら、即中断しましょう。
正直、具合が悪いのを我慢しながらやっても良いことはありません。
むしろ倒れて病院に運ばれたら点滴を入れられるので、水太りして退院する可能性が高いです。
これって本末転倒ですよね。
気持ちはわかりますが、欲は抑えて安全第一を心がけましょう。
夏場は避ける
もしそう思っている人がいたら、絶対にやめてください。
夏の暑い日は汗とともに塩分を排出しているので、一見効率がいいように思えるかもしれません。
しかし塩分が失われすぎると熱中症になりやすくなるため、絶対に避けましょう。
むしろ夏場は塩分が普段よりも多く失われると自覚しやすい時期なので、必要以上に摂る必要はないですが運動時や外出時はむしろ塩分を摂るようにしてくださいね。
ダイエットは安全でなければ意味がありません。
無理は禁物です。
3食はきちんと食べる
3食はきちんと食べるのは基本ですが、塩抜きダイエット中もこれは守りましょう。
理由としては塩分を減らしたいだけで、他の栄養やカロリーを摂らなくていいというわけではありません。
食べないことで生活に支障が出たり、体調不良が出やすくなるのでしっかりと食べることは大切なんです。
塩分を断てば食欲がわかなくなるので、食べたくないという人も中にはいるかもしれません。
その場合はおかゆにするなど、消化の良いものを摂るようにしましょう。
体質もあるのでできる範囲で行う
ファスティング系に限らず、ダイエットの方法によっては体質が大きく影響する場合があります。
ブログでも何度か紹介してきましたが、私の場合1日ファスティングをずべく1日水だけで生活しようとしてみたことがあります。
結果どうなったかというと好転反応が強く出すぎて、激しい頭痛と吐き気、めまいでファスティングを続けることが難しくなり、たったの6時間で中断した記憶があります。
一方で大丈夫な人は大丈夫なんですよね…。
体調や睡眠時間、元々の老廃物の量など体質以外の要因は考えられますが、体質が全く無関係かというと否定もできません。
周りを見渡せば様々な意見はありますが、大事なのは自分がどう感じているかです。
身体と相談しながらやっていきましょう。
持病のある人は医師と相談する
持病のある人は正直おすすめはできません。
どうしてもやりたい場合は自己判断せずに、必ず医師と相談してください。
塩分は循環器系に影響を与えます。
そのため心臓や腎臓などの持病がある人は医師と相談の上、安全を確保しながら行ってください。
とはいえ世の中にはたくさんのダイエット方法があるので、無理にこの方法を選ばなくても良いと思いますよ。
脂肪は燃えないことを理解する
先ほども説明した通り、脂肪は燃えないことを理解してやることでリバウンドしてもショックを受けないのでおすすめします。
ただし脂肪の燃焼を助けるような身体の巡りは作れるので無駄じゃないんですよね。
余分な水分が抜ければ血行が良くなるので、結果的に代謝が上がります。
この状態で運動すれば初めて脂肪が燃焼し始めるわけです。
身体の中がきれいになったらしっかり動いて、根本から痩せたいですね。
塩抜きダイエットの効果
塩抜きダイエットの効果を改めてまとめると以下の通りです。
- デトックス
- むくみ解消
- 血行改善
- 代謝UP
- 冷え性改善
- 水分減少による体重減少
巡りが良くなることでの副産物は多いです。
「脂肪が燃えないんじゃ意味ない…」なんて思わずに、脂肪を燃えやすくする体質作りとして挑戦してみると良いですよ。
塩抜きダイエットで意識したい食品
塩抜きダイエットでよくも悪くも意識したい食品を紹介します。
表は塩分を多く含むのでNGな食品と、塩分をカットする上で効果的なおすすめ食品をまとめました。
NG食品 | 塩・みそ・しょうゆ・マヨネーズ・ソース・ケチャップなどの調味料、各種市販のドレッシング、ハム、ベーコン、ちくわなどの練り物、漬物、梅干しなど |
おすすめ食品 | にんにく、カレー粉、レモン果汁、ごま油、果実酢、米酢、バルサミコ酢、オリーブオイル、ココナッツオイル、はちみつ、シナモン、トマト、キノコ類、パセリ、カリウムを多く含む食材など |
このカリウムを多く含む食材ですが大豆やトウモロコシ、さつまいも、かぼちゃ、アボカド、ナッツ、アーモンド、水菜、海藻類、こんにゃく、イワシ、メロン、バナナ、納豆などが挙げられます。
こうやって見ると、結構色々食べれるのは嬉しいですよね。
次に食事内容の一例を紹介するので、是非チェックしてみてください。
さつまいもフル活用!塩抜きダイエットの食事内容
最初に私が思ったのがまさにこれです。
ポイントは甘さや酸味を上手に取り入れることです。
特にさつまいもは、食物繊維も摂れるうえに甘さも感じれてメリットが多いです。
満腹感を感じやすいので、今回はさつまいもに注目して考えてみました。
そこを踏まえて一例を参考にしてみてください。
塩抜きダイエット1日目の食事例
塩抜きダイエット1日目の食事例は以下の通りです。
- 朝:ひじきご飯、バナナ入りのヨーグルト、茹でトウモロコシ
- 昼:さつまいもご飯、アボカドサラダ、チキンソテー
- 晩:ごはん、蒸したさつまいも、水菜サラダ、キノコと野菜の炒め物
味は酢をかければ万事解決ですw
苦手な人は鰹節を振るだけでも、満足度は上がりますよ。
塩抜きダイエット2日目の食事例
塩抜きダイエット2日目の食事例は以下の通りです。
- 朝:トースト(無塩バターならOK)、アボカドとエビとナッツのサラダ、カットメロン
- 昼:さつまいもご飯、焼き魚、水菜のサラダ、バナナ
- 晩:豆ごはん、スープカレー、蒸したさつまいも、いちご
サラダが度々出てきますが、ドレッシングをどうすればいいのかわからないですよね。
そういう時はオリーブオイルに胡椒とレモン汁を入れるだけで、しっかりとドレッシングになります。
また油を使った料理に関してはオリーブオイルも良いですが、ココナッツオイルにすることで味に変化がつけられます。
美容にも良いビタミンEも多いので女性におすすめです。
まとめ
- 塩抜きダイエットは週2日、塩を断つだけでOK
- 体調と相談しながら安全第一で行うのが大切
- 食べれる食材が多いので、意外と食べれるのはメリット
塩抜きダイエットという言葉を見た時は正直半信半疑でしたが、目的によってはありな内容でした。
塩分が多い食生活じゃなくても、普段じっとしていることが多い人もむくみは永遠の課題ですよね。
まずは休日に塩分を控えた生活をして、体内をリセットしてみてください。
身体が軽くなれば、ダイエットだけではなく生活のモチベーションも上がりますよ。