寒い日が続くと温活が話題になります。
しかし寒ければ人は自然と温まろうとするので、本当に冷えを警戒したいのは寒くない季節だったりします。
例えば春の薄着や夏のエアコンなど、日常には多くの冷えの原因が潜んでいるのです。
また冷えは代謝を下げるので、脂肪の燃焼すら邪魔してきて厄介です…。
そのためダイエッターは全力で避けたいところですが、避けるだけではなく改善し継続して温める方法が分かればダイエットの成功は見えてきます。
そのため今回は温活の正しい方法とメリットを説明します。
普段から冷えに悩んでいる人や、ダイエットの効率を上げたい人は要チェックです!
ダイエット中も取り入れたい効果的な12個の温活方法
ダイエット中は普段よりも摂取カロリーが低くなるため、エネルギー不足で冷えが悪化したという人も多いです。
しかしその状態でいくら頑張っても、代謝が低くては脂肪は燃えにくく努力は空回りしがちです。
そこで以下では、おすすめの温活方法を12個も紹介します。
ぜひ、できるところから取り入れてみましょう。
朝食は軽く摂るか飲み物のみにする
体温を上げるためには、朝食は飲み物にするか軽めの食事にすることをおすすめします。
なぜなら朝は排泄の時間と言われていて、エネルギーを排泄に使うことで巡りを良くして臓器の働きを活発にし、体温を上げるためです。
私も8:16ダイエットで朝ご飯をスムージーかコーヒーに変えて生活して、7カ月目の今-20㎏減量まできました!
その期間中、たしかに温かだったかも。
ホッカイロを使わずに今年の冬は過ごせてますね。
おやつはナッツやチーズを選ぶ
おやつはナッツやチーズを選ぶと、体温を上げることに繋がります。
なぜならナッツもチーズも代謝を上げるため、エネルギー化しやすい状態になり体温が上がるためです。
ダイエット中は200kcalまでなら1日におやつを食べることができます。
そのため、無理して食べずに身体を冷やす痩せない悪循環からは抜け出して、食べるものは食べて体温を上げて脂肪をどんどん燃やしていきましょう。
身体を温める飲み物を積極的に摂る
身体を温める飲み物を積極的に摂ることは、体温を上げるためには大切です。
液体は代謝されやすく、固形物を食べた時よりも早く身体が温まります。
そんな身体をあたためる飲み物はこちらです。
- 白湯+生姜やシナモン
- お酒なら日本酒、ワイン、紹興酒
- ほうじ茶、番茶、紅茶、ココア、ハーブティー
- 1杯程度ならコーヒー(カフェインとポリフェノールで温まるため)
特に長く続けることで効果を高めると期待できるのが、ハーブティーです。
個人の好みは分かれるかもしれませんが、自分の体調に合わせてハーブのブレンドを変えることができるのは魅力的です。
実は私もむくみが酷い時に、ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」のハーブティーを愛飲しています。
ハーブティーへの3つのこだわりを紹介
- 野生に近い状態で育った良質なハーブを使用
- 厳しい品質管理
- 専門知識をもったハーブブレンダーによる日本人向けの調合
良質なハーブを使いプロが調合するなら、身体の不調にも効果が期待できますね。
私はたくさんある種類の中でも、「ポンポコタヌキになりたくない時に」という代謝を上げるブレンドがお気に入りです。
ローズヒップの酸味とレモングラスの香りがすっきりとした味わいが特徴です。
しかしよりダイエット重視で温活したいなら、こちらもおすすめです。
水分は運動量を見てこまめに飲む
水分の温度は常温か温かいものを選んで飲んでいる人は多いです。
しかし自分の運動量と水分のバランスも意識することで、より身体を冷えから守ります。
なぜなら適量の水分は血行を良くし、代謝を上げるので体温を高める効果が期待できます。
しかし汗もかかないのに水分をたくさん飲むと、代謝しきれずむくみに変わる可能性があります。
むくみの原因には塩分が挙げられますが、水分量にも気を付けて冷えの原因であるむくみを発生させないようにしましょう。
タンパク質多めの食事など代謝を上げる食事を心がける
代謝を上げるためには、タンパク質をエネルギーに変えて筋肉を動かすことが大切です。
これは、筋トレをして筋肉量を上げることが前提にはなります。
しかし運動量に反してタンパク質量が少ないと、せっかくの筋肉がやせ細る可能性があるため普段からタンパク質は多めに摂りましょう。
他にも代謝を上げる食材としてリンゴやミカンがありますので、食事の中に上手にとり入れてみてください。
筋トレをして筋肉量を増やす
やや重複しますが、代謝を上げて体温を高めるためにも筋トレを行いましょう。
とはいえ、ただ闇雲にやっても挫折の原因になりがちです。
まずは背中、脚と大きな筋肉から鍛えましょう。
なぜならそこの筋肉が育てば基礎代謝も上げやすいためですが、このように書くとそこばかり毎日鍛える人が必ずと言っていいほどでてきますw
2~3日は筋肉を育てるためにも同じ部位を筋トレし続けることは避け、バランスよく鍛えることを基本にしましょう。
寝る30分前にストレッチを行う
寝る30分前にストレッチを行えば、温活効果を期待できます。
ただしストレッチであって、激しい運動はデメリットが多いので寝る2時間前までにしましょう。
人は寝る時には副交感神経が働きます。
風呂も済み身体が温まった状態でストレッチを行えば、代謝が上がるので体温は上がります。
さらに副交感神経が活発になるので、眠りにつきやすくなり睡眠の質も良くなるというメリットもあります。
疲れている時や肌寒さを感じた時こそ、ストレッチを実践してみてください。
寝る時は湯たんぽを使う
そう思って使っている人も多いです。
確かにすぐに温まり便利ではあります。
しかし皮膚表面の温度を上げ、身体の水分を奪うのでおすすめはできません。
身体の芯から温まれないだけではなく睡眠の質にも関わるので、おすすめなのは湯たんぽを使うことです。
徐々に湯たんぽ自体の温度は下がるので、身体の体温調節機能を邪魔することなくぐっすり眠れますよ。
レッグウォーマーで足首を保温する
足を温めるのは基本というのは、もはや常識ともいえる考えです。
しかしそこで靴下を重ね履きするなどは止めた方が良いです。
血流が悪くなり、代謝が落ちて余計に冷える危険性があります。
そのため足の中でも足首は良く冷える部分なので、レッグウォーマーで保温すると身体の中まで温まりますよ。
入浴は反復浴にして、合計20分はつかる
入浴は反復浴がおすすめです。
この反復浴とは何かというと、5分ごとに41~42度のお湯に浸かったり出たりする入浴方法です。
合計20分は湯に浸かる時間を確保するのが基本です。
温度差で血管がきゅっと縮まるので、代謝がさらに良くなり体温が上がります。
ただし心臓病の方や血圧に不安のある人は身体への負担が大きいので、医師と事前に相談するか控えるようにしてください。
朝起きた時や夜寝る前に3回深呼吸を行う
深呼吸と言っても、鼻から吸って口から吐くような腹式呼吸を意識的に行った深呼吸を指します。
朝晩3回でもお腹や胸が動くので血行が良くなり、代謝が上がるので身体がポカポカしてきます。
ただ個人的には10回ほど行うとじんわり汗をかくくらい温まるので、時間のある時は10回を目指すことをおすすめします。
下半身を極力冷やさないようにする
下半身を極力冷やさないようにすることは、温活では基本です。
世間でははらまきや保温性の高いルームウェアなど様々な温活グッズが販売されています。
身に付けるもの以外にも、温活に嬉しい成分をお尻や膣の穴から粘膜吸収できるよもぎ蒸しも市販のドラッグストアで気軽に買えます。
かわいいデザインのものが多いので、1つは持っておくと便利ですよ。
温活とは
そもそも温活とは、身体の芯から温めることによって巡りを良くし、臓器が本来持つ働きを良くすることです。
身体の温度には身体の表面の温度である皮膚温と、身体の中心部にある深部体温に分けられます。
温活で大切なのは皮膚温ではなく深部体温を上げる事であり、それが一時的なことではなく継続できることです。
以下に温活が必要かどうかのチェックリストを載せるので、チェックしたら継続できる温活方法をカスタムしてみてください。
温活が必要かどうかチェック!
- 婦人科系のトラブルがある。
- 手足がほてる感覚がある。
- 汗をかくほど暑い状況なのに、手足がずっと冷えている。
- 下半身太りの傾向がある。
- 朝起きれない。
- 甘いものが好きで、止められない。
- ダイエットしても効果があまり感じられない。
- 触るとお腹が冷たい。
- 便秘と下痢を繰り返している。
- 夕方になると足がパンパンにむくむ。
- ストレスが多く、イライラが止まらない。
- 身体に合わない補正下着やガードルを履いてる。
- 平熱が35度くらい。
何個当てはまればセーフなどはないのですが、より多く当てはまった人は温活を前向きに検討した方が良いです。
冷えは万病の元ともいわれるので、健康管理の1つとして気軽に始めてみると挫折しにくいですよ。
温活のメリット
温活が必要と言われても、メリットがないとやる気が起きないですよね…。
メリットは4つあります。
- ダイエット効果
- 冷え性が緩和する効果
- 女性特有の生理痛や不妊症の改善効果
- 不眠緩和の効果
どれも臓器が健康的に働くことで本来の力が発揮でき、代謝が良くなることにより期待できます。
4つもメリットがあるなら、今のうちから始めたいですよね。
まとめ
- 冷えの原因を知ろう
- その上で対策をしっかりと行おう
- ダイエット中でもできる温活がいっぱい!
以上、温活についてでした。
すでに温活を実践している人も、本当に方法は正しいのかを改めて振り返るきっかけにしてください。
これから温活を始める人は、全部を一度にやるのではなく、できるところから行うのがポイントです。
すぐに効果が出るわけではないので2か月は続けて、ぽかぽかの痩せやすい身体を手に入れましょう。