豆知識

熱中症になったら?回復までのコツと予防するためのポイント

熱中症予防については前回の記事でざっくりは分かったものの、ウォーキングで外を歩いていて熱中症に絶対ならない保証はないことに今更気づきましたw

そこで今回は、熱中症の兆候が見え始めたらどうしたらいいのかをまとめました。

自分の身体もそうですが、家族や友達など大切な人が炎天下で倒れた時に対応できないのは心がざわつくと思いませんか?

また知識があれば必要以上に慌てずに済みます。
夏に体調を崩しやすい人や、夏でも屋外で活動や作業をされる人は要チェックです。

この記事のポイント
  • 熱中症になった時にどうしたらいいのかわかる
  • 熱中症の兆候がわかる
  • 熱中症にならないための予防策もおさらいできる

熱中症になった時の対処法

熱中症になった時の対処法

熱中症になった時の対処法のポイントは4つです。

  • 涼しいところに移動する
  • 衣服を緩めて、しめつけを少なくする
  • 水分と塩分(できれば経口補水液)を飲む
  • 太い動脈が通っている場所(首、うち太もも、わきなど)を冷やす

後で病院に行く判断をするポイントで詳しく説明しますが、これで回復すればひとまずOKです。

しかし回復しない場合や、そもそもこの対処が難しい場合は即119番に電話して病院に連れて行きましょう。

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熱中症の重度別の分類と対処法

熱中症の重度別の分類と対処法
駆け出しダイエッター
駆け出しダイエッター
対処法がわかってもタイミングがよくわからないよ…。手遅れになったらどうしよう。

タイミングって難しいですが、知識がある程度ないともっと難しいです。
そこですぐに確認できるようにまとめました。

症状対処法
重症度Ⅰふらふらめまい、あくび、大量の汗、こむら返り、筋肉痛、手足のしびれ、ぼんやりはするけど意識はあるここで紹介した対処法でOK
重症度Ⅱ頭痛、嘔吐、吐き気、だるさ、集中力や判断力の低下、身体の力が抜けていく感覚、声をかけると手を握り返したり何かの声を発する(ああ、うんなど)程度の意識はあるここで紹介した対処法を実施しながら、救急車を呼ぶ。なお嘔吐や吐き気があるのに、無理に水は飲ませない。
重症度Ⅲ意識が完全になくなる(無反応、つじつまの合わないことをいう、常に声をかけたり身体をゆすらないと目を閉じる)、歩けないなど普段通りに活動できない、けいれん、身体が熱い水分摂取以外の対処法を実施しながら、即救急車を呼ぶ

嘔吐や吐き気があるのに無理に飲ませると、誤って気管に水分が流れる可能性があるので様子を見ながら行いましょう。

どんな状態でもできるのは涼しい場所に移動して衣服をゆるめ、身体を冷やすことです。
救急隊からの指示があればそれに従い、冷静に行動しましょう。

病院に行く判断をする時のポイント

病院に行く判断をする時のポイント

結論から言うと、最初に説明した対処法が1つでも実践できない状態の時(つまり重症度Ⅱ、Ⅲに当てはまった時)は即病院に行きましょう。

「まだ大丈夫だよね…?」なんて思ってのんびりしていると、重症度がどんどん増していく危険性があります。

むしろ大丈夫かどうかを自分が責任を持つ必要ってないですよね。
その判断を下す責任は、救急隊の人かお医者さんが持てばいいのです。

命最優先で対応しましょう。

熱中症の種類

熱中症の種類

今や当たり前のように聞くようになった熱中症ですが、種類は4種類ほどあります。

ただし先ほど説明した重症度の方がわかりやすいのと、病院のHPのコラムに書いてある内容を読むと日本語が難しくて頭が痛くなることを理由に、ここではサクッと説明しますw

状態症状
日射病、熱失神重症度Ⅰに該当する。脱水で身体をめぐる血液の量が減り、一時的に脳の血液が少なくなって起こる。貧血でもないのに朝礼や夏の部活で急に倒れる、めまい、あくびなど
熱けいれん重症度Ⅰに該当する。水分だけ補給して塩分を摂らなかった場合、筋肉がけいれんする。大量の汗、筋肉痛、こむら返り、筋肉のけいれん
熱疲労重症度Ⅱに該当する。大量に汗をかいたり、水分補給を忘れたり、体調不良で身体のミネラルバランスが崩れている時に起こる。熱射病の兆候。だるさ、皮膚が青白く冷たいのに体温は通常かやや高い、めまい、吐き気、頭痛、のどが渇くなど
熱射病重症度Ⅲに該当する。熱が身体の深い部分にこもり、体温調節の働きが上手に働かない状態。皮膚が赤い、ほてった感覚、吐き気、嘔吐、頭痛、体温40度以上、意識はなくなるなど

正直重症度さえ押さえれば、覚える必要なしw
豆知識としてどうぞ。

熱中症にかかりやすい人の特徴

熱中症にかかりやすい人の特徴

思ってたよりも怖い熱中症ですが、かかりやすい人の特徴があります。

栄養状態に偏りがある人、何でも我慢してしまう控えめな人、持病があるか病気やけがで体力や免疫が落ちている人、過去に熱中症にかかった人です。

健康であるのが一番なのはわかっていますが、私のように夏は夏バテに確実になりうどんやそばしか食べれなくなる人はどうしようもないですよね…。

そういう時はせめて対策だけは取っていきましょう。

熱中症にかかりやすい状態

どんなに健康体の人でも、熱中症にかかりやすい状態もあります。
夏風邪を引いたなど一時的に体調不良になった場合、寝不足の場合、二日酔いの場合です。

いずれの場合も体力、免疫力ともに落ちるのでなるべく避けた方が良いですね。

熱中症にならないためのポイント

駆け出しダイエッター
駆け出しダイエッター
熱中症にならないためのポイントって結局どうしたらいいんだっけ?

ポイントは4つあります。

  • 体調管理をしっかりと行う
  • 服装は通気性重視で選ぶ
  • こまめに水分補給する
  • 年齢を考慮した環境作りを行う

正直、年齢には勝てませんw

ただ高齢者で体力が落ちてきている場合だけではなく、子供も発達途中の身体なので熱中症にはなりやすいです。

根性論でどうにかなるものじゃないので、室温・湿度ともに快適な環境作りを意識しましょう。
もっと知りたい場合はこちらの記事も参考にして下さいね。

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熱中症予防におすすめの食べ物

熱中症予防におすすめの食べ物

最後に熱中症予防におすすめの食べ物も紹介します。
梅干しや塩を振って食べるスイカはナトリウムを効率よく摂れるのでおすすめです。

また体力回復としてバナナもぴったりです。
夏と言えば冷しゃぶが美味しい季節でもあります。

豚肉にはビタミンB群が多く含まれているので、上手に取り入れて美味しく対策しちゃいましょう。

まとめ

  • 熱中症の対策はシンプルで簡単
  • 対策が1つでも取れない時は即119番!
  • そもそも予防が大事

これで真夏のウォーキングも大丈夫ですw
ガンガン歩きましょう。

わからないのが一番不安を感じやすく、何かあった時に慌てやすいです。
何もないのが一番なので、まずはこまめに水分を摂って対策していきましょう。