糖質制限ダイエットの流行をきっかけに、新たなダイエット食品としてMCTオイルが注目されていますよね。
最近はかなり種類も増え、家庭に常備されているダイエッターさんも多いのではないでしょうか。
MCTオイルにはたくさんの効能がありますが、実は寝る前に摂ることでダイエット効果をより引き出すことができます。
痩せたいならまず脂質カットしがちですが、油を、それも夜寝る前に摂るなんて普通に考えたら邪道ですよね。
今回は、寝る前に摂って痩せるMCTオイルの効果や、MCTオイルダイエットのコツをご紹介します。
手軽なダイエットから始めたい方や、MCTオイルの使い方が分からず放置している…という方はぜひチェックしてください。
- 寝る前にMCTオイルを摂るメリットがわかる
- MCTオイルダイエットのコツがわかる
- 正しいMCTオイルの選び方がわかる
MCTオイルは寝る前がおすすめな理由
MCTオイルを寝る前に摂るのがおすすめな理由は、以下の通りです。
- 睡眠中の体脂肪燃焼を助ける
- 翌朝の脳のエネルギーになる
- 胃もたれしにくい
MCTオイルには脂肪をエネルギーに変える「ケトン体」という物質を生成するはたらきがあるので、睡眠中でも代謝が進みやすくなります。
ケトン体によってつくられたエネルギーは脳にも行きわたり、翌朝から頭の回転も良くしてくれるんですよ。
また、MCTオイルは吸収効率がよいので、夜寝る前に摂っても胃もたれや胃痛は起きにくい油になります。
代謝の下がる夜こそMCTオイルのメリットが発揮されるので、いつ取り入れるか迷ったら、とりあえず寝る前から試してみましょう。
ダイエット中なのにMCTオイルを寝る前に摂って太らない?
ダイエット中、特に寝る前の油は大敵とされていますが、MCTオイルは別です。
MCTオイルは他の油よりも吸収&分解されやすい構造なので、エネルギーに変わるスピードが速く、脂肪になる前に代謝されます。
摂りすぎや栄養バランスには注意が必要ですが、これから説明するポイントを守れば、MCTオイルで効率よくダイエットできるので、ぜひチェックしてください。
MCTオイルダイエットの方法
ダイエットでMCTオイルを取り入れる際は、小さじ1~大さじ1杯を1日3~4回摂取しましょう。
ただし、MCTオイルは吸収効率の良さから大量に摂取するとお腹が緩くなる可能性があります。
初心者の方は、寝る前に小さじ1杯を温かいお茶などと一緒に飲むのがおすすめです。
後ほど解説しますがMCTオイルは調理油としては不向きなので、そのままか、料理や飲み物にかけて摂ってください。
油をそのまま飲むことに抵抗感があるかもしれませんが、MCTオイルは無味無臭で口当たりもサラサラしているので意外と気にならないですよ。
MCTオイルダイエットの痩せ方は?
MCTオイルをダイエットに取り入れると無理なく痩せることができます。
- 油の満腹感で摂取カロリーを自然と抑えられるので痩せる
- 脂質をエネルギーに変えるケトン体を量産するので痩せる
- 身体の潤滑油になるので便秘が改善されて痩せる
脂質をエネルギーに変えるケトン体の生成はどの油もできますが、MCTオイルは10倍も多く作れるんですよ。
また、体に吸収されやすい性質なので腸の潤滑油としての役割も果たし、便通が良くなります。
ダイエット中は空腹で眠れない時や小腹が空いて辛い時もありますが、MCTオイルなら手軽に罪悪感なく取り入れることができますね。
MCTオイルで痩せるコツ
MCTオイルで痩せるためには、低糖質な食事と運動量を増やすことを意識しましょう。
脂質をエネルギーに変えるケトン体は、糖質中心の食生活だと生産されづらくなってしまいます。
夕食の炭水化物は控える代わりに寝る前にMCTオイルを摂るなど、ゆるめの糖質オフを心がけてください。
どんなダイエットでもそうですが、MCTオイルは脂肪燃焼効果がとても高いので、運動もセットで取り入れることがおすすめです。
散歩や階段を使うなど、日常動作を少し増やすだけでも成果につながりますよ。
MCTオイルとは?
そもそもMCTオイルとは、原料となるココナッツやパームから「中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride:ミディアム チェーン トリグリセリド)」のみを抽出した油のことです。
中鎖脂肪酸は、ほとんどの油に含まれる「長鎖脂肪酸」よりも分子量が約半分と小さいため、他の油より4倍も速くエネルギー源に変わります。
また先ほど説明したように10倍も多くのケトン体を生成できるので、脂肪代謝の良い体に変えてくれるんです。
医療やスポーツの世界では、栄養補給や病気予防などの目的で長い間使用されている信頼性の高いオイルになります。
決して怪しい食品ではないので、安心して取り入れてくださいね。
MCTオイルを料理に使う時の注意点
MCTオイルを料理で使う時に注意すべき点が2つだけあります。
- 加熱調理を避ける
- スチレン系の容器は使わない
MCTオイルの沸点は160℃と他の油よりも低いため、炒め物や揚げ物に使用すると発煙や泡が立つ危険性があります。
直接加熱しなければ問題ないので、ホットコーヒーや温かいスープなどに入れるのはOKです。
また、MCTオイルは納豆のパックやお刺身トレイといったスチレン系の容器を変形させてしまうため、陶器のお皿やボウルに移してから使いましょう。
これだけ守れば安全にMCTオイルのメリットを得られますよ。
MCTオイルの4つの選び方
MCTオイルについて知れば知るほど、こんなにダイエットに向いている油はないんじゃないかと感じますよね。
ここからは、正しいMCTオイルの選び方について4つのポイントをご紹介します。
効果以前に体の安全のためにも重要なことなので、購入前にぜひチェックしてくださいね。
ココナッツ由来を選ぶ
MCTオイルは、ココナッツ由来とパーム由来の2種類がありますが、なるべくココナッツ由来のものを選びましょう。
どちらのMCTも同じ性質ではあるものの、パームの主成分は長鎖脂肪酸なので、精製度が低いと余計な脂肪酸が混じってしまい、ダイエットには不向きです。
原材料にこだわりたいなら値段は若干高くなりますが、ココナッツ由来がおススメです。
遮光されたガラス瓶を選ぶ
MCTオイルは酸化に強い油ですが、容器は遮光瓶タイプがベストになります。
油は直射日光などにより酸化すると有害物質をつくり出し、動脈硬化などのリスクにつながるんですよ。
遮光瓶はオイルの酸化を防いでくれるので、まとめ買いしても長持ちさせてくれます。
最近はプラスチックボトルも増えましたが、こちらはBPAという化学物質が溶け出し、人体に悪影響を及ぼす場合もあるので避けましょう。
中鎖脂肪酸100%のものを選ぶ
「中鎖脂肪酸100%」のMCTオイルを選ぶことも大切です。
中鎖脂肪酸の主成分であるカプリル酸(C8 )・カプリン酸(C10)が合わせて100%のMCTオイルが最もダイエット向きになります。
より効果を得たい方は、購入する時に2つの割合をチェックしてくださいね。
認証を受けているものを選ぶ
認証マークのついたものはより安全性が高いのでおすすめです。
安全性を示す認証マークは主に3つあります。
- ISO22000認証:食品の衛生管理と安全対策済み
- GMP認証:原材料の輸入・製造過程での品質保全対策済み
- HACCP認証:食品の異物混入・汚染の原因分析、予防対策済み
これらの認証マークがついたオイルは、一定以上の安全性が確立されているので、気になる方はラベルを確認しましょう。
楽天市場で人気!おすすめのMCTオイル3選
効果満載のMCTオイルですが、流行とともに種類がかなり増えてきたので、どれが良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで楽天市場で人気のMCTオイルを3つご紹介します。
コスパ重視のタイプから、原材料にこだわる本格派まで厳選していますので、こちらも参考にしてくださいね。
薬剤師設計MCTオイル
安全性はもちろん、量と値段のバランスも考えて選びたいなら「薬剤師設計MCTオイル」がおすすめです。
パーム由来ではあるものの、1本あたり460gで1,980円とかなりコスパの良い商品になります。
お財布に優しい値段でありながら、中鎖脂肪酸100%、保存料、トランス脂肪酸、コレステロールゼロという優秀オイルなんですよ。
薬剤師さんによる設計で、販売元が薬局なところも安心できますね。
価格(税込) 1,980円 内容量 460g 容器 ガラス瓶 由来原料 パーム 中鎖脂肪酸 100% 引用:楽天市場
COCOLAB MCTオイル
高い純度と品質が保証されているものを求めているなら「COCOLAB MCTオイル」も人気商品です。
原材料はパームとともに希少価値の高いココナッツオイルを混ぜており、中鎖脂肪酸の割合はカプリル酸(C8 )60%、カプリン酸(C10)40%となっています。
大手メーカーとの共同開発ということもあり、価格は450gで2,160円とコスト面もバッチリです。
また、先ほど紹介した「GMP認証」を取得した国内工場で生産しているので、品質保全対策も保証されていますよ。
価格(税込) 2,160円 内容量 450g 容器 遮光瓶 由来原料 ココナッツ、パーム 中鎖脂肪酸 100%(C8:60%、C10:40%) 引用:楽天市場
※40万本突破のメガヒットオイルなのに3本目無料
仙台勝山館 MCTオイル
原材料にこだわった本格的なオイルが欲しい方には「仙台勝山館のMCTオイル」が最適です。
1本あたり360gで2,160円と若干値は張りますが、原料は100%ココナッツ由来で、カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)の割合は6:4と純度の高い設計になります。
保存料や食品添加物はもちろん、製造過程での科学溶剤も一切使用しない「ナチュラル製法」で作られていて、安全性も高いです。
価格(税込) 2,160円 内容量 360g 容器 遮光瓶 由来原料 ココナッツ 中鎖脂肪酸 100%(C8:60%、C10:40%) 引用:楽天市場
※詳細はこちら
まとめ
- MCTオイルは寝ている間も体を脂肪燃焼モードにする
- 最初は小さじ1杯のMCTオイルを寝る前に摂るのがおすすめ
- MCTオイルを購入する時は原料や成分表をしっかり確認すべし
PFCバランスが大切なことは分かっていても、ダイエット中は脂質を敵視しがちになってしまいますよね。
しかし、MCTオイルは昼夜を問わずダイエッターの強い味方になってくれる油です。
メリット豊富なMCTオイルで、健康的に痩せるダイエットを始めてみませんか?