温活習慣を付ければ、代謝が上がりダイエットもサクサクはかどるので魅力ですよね。
難しいことはなく簡単な方法ばかりだからこそ、気が付けば自分流に…。
自分流の方法で身体がぽかぽかなら問題はないのですが、結局一時的に温まるだけで根本的な解決にならないのであれば改善が必要です。
逆に早い段階で気が付いてそれを改善できれば、脂肪の燃焼効果も高まるのでSサイズの洋服を着れる日も着実に近づいてきます。
今回は7つの間違い温活方法と冷えを生む6つの生活習慣、温活の特徴について説明します。
温活美人を目指している人やダイエットを効率よく行いたい人、冷えが辛い人は要チェックです。
7つの間違い温活方法

これは、一番やってはいけないことになります。
自分流に変えて一時的に温まったとしても結局身体を冷やすことにつながる場合や、全く効果がでない場合が起こる可能性があります。
せっかく努力したのに、それが逆効果なんてショックですよね…。
以下では温活美人を遠ざける間違い温活方法を7つ説明するので、参考にしてみてください。
朝に1杯の白湯を飲む
朝起きて1杯白湯を飲めば身体が温まるのは有名な話ですが、実はこれは間違っています。
なぜなら温まりはするのですが、一時的で効果が持続しないという特徴があります。
この原因は体内で温かい水分が冷えることで起こります。
特に大量に白湯を飲んだ場合はそれが一気に体内で冷えるということなので、飲みすぎは注意です。
身体の循環を無視して水を大量に飲む
汗をかいたから水分をたくさん摂るのであればいいのですが、ダイエッターの中には理由もわからずひたすらに水分を飲む人がいます。
1.5~2Lは1日の水分量の基本です。
しかし暖かい部屋で特に何かするわけでもなく、トイレにもほぼいかない状態で水分をとってもむくみや冷えの原因になってしまいます。
むくみはセルライトを生み、さらに冷えを悪化させるので悪循環に陥る危険性すらあるのです。
きちんと運動習慣があれば水分がむくみの原因になることは考えにくく、それでもむくようなら塩分を疑った方が良いです。
しかしもし思い当たる節がないのであれば、1日の中で汗をかく時があるかどうかを考えてみるといいですね。
身体を冷やす食べ物を知らずに食べている
身体を冷やす食べ物を知らないために、多く摂った場合も身体は冷えてしまいます。
温活のためにと、鍋料理にして大量に野菜を摂る場合は特に要注意です。
冷え対策で加熱することは良いのですが、何を食べるのかを選ぶ必要があります。
身体を冷やす食材には冬瓜、茄子、トマト、小麦、ごぼう、キュウリ、白砂糖、豆腐、白菜、バナナ、ナシ、柿、塩、そば、カフェインを多く含むものがあります。
これは薬膳の寒、涼、温、熱からなる「四性」という考えが元です。
例外もありますが、身体を冷やす食材には共通点があるので見極め方を参考にしてみてください。
- 葉物野菜
- 発酵していない
- 暑い時期や地域で育っている
これらに該当した場合は、身体を冷やす食材である可能性が高いです。
食べすぎには注意しましょう。
運動しないのに1日3食しっかりと食べる

1日3食食べることを否定はしませんが、問題は食べたものを運動で消化できているかどうかです。
食べ物を食べるということは、エネルギーを消化に使うということです。
本来朝は排泄の時間なのでその時間は排泄にエネルギーを使いたいのに、そこで何か食べてしまっては消化にエネルギーを使わざるを得ません。
排泄の機能が効率よく働かないと巡りが滞るので血流が悪くなり、血液がドロドロになって代謝と共に体温が下がるというわけです。
ここに運動習慣があれば汗をかいて老廃物を外に出したり、水分をよく摂るようになるので巡りが良くなり、血流が改善します。
結果、代謝と体温を上げることができるのです。
成長期の子供も代謝が良いので、同じことが言えます。
家にいる時間が長い
そう考える人は多いですが、それは間違いです…。
その時は冷えは無縁な環境なので身体も温かいかもしれません。
しかしそれが長く続けば、筋力が落ちて代謝が下がり冷えやすい体質になってしまうんです。
代謝は筋肉があって、エネルギーとなるタンパク質が摂れて、そして動くことで高まります。
筋トレは自宅でもできる運動なので、少しずつ動く習慣を付ければ温活美人になれますよ。
寝る時に電気毛布を使い、靴下まで履いてしまう

電気毛布に靴下は最強の温活グッズのように感じますが、これも間違い温活の1つです。
人間は体温が下がっているときに眠りにつくことで、質の良い睡眠がとれると言われています。
電気毛布で絶えず温めてしまうと、睡眠の質を下げてしまう可能性があります。
良い睡眠がとれないと自律神経が乱れ、冷えに繋がってしまうのです。
また靴下は簡単な温活グッズのように思えますが、締め付けることで足の血流を悪くし冷えを起こしかねません。
温かくてメリットは多いように見えますが、起きている間に愛用することが長くぽかぽかするコツです。
厚手のニットやアウターで保温する
寒いとどうしても厚着したくなりますよね。
しかし人は、汗を調節することで体温を調整しています。
そのため厚手のニットやアウターは一見温かそうに見えますが、通気性が悪いので汗の調節を邪魔し冷えを生む可能性があるのです。
薄着の重ね着であれば、調節もできて温かいのでおすすめです。
冷えを生む6つの生活習慣

そもそもなぜ冷えるのかというと、原因は生活習慣にあります。
身体を冷やす生活習慣を知って改善できれば、今よりも冷えの状態は良くなる可能性があります。
仕事の都合上どうしても仕方がない場合もありますが、まずはどうして自分の身体が冷えるのかを確認してみましょう。
冷たい飲み物を好んで飲む
夏場にありがちですが、冷たい飲み物を好んで飲むのは身体を冷やすので避けた方が良い習慣です。
なぜなら臓器が冷えることで働きが鈍くなり代謝も下がるので、どんどん身体冷えるという悪循環になっていきます。
全く飲まないのも無理なので、飲む頻度を少なくしたり身体が冷えているえているときに飲まないなど工夫が必要です。
南国の食材や料理、生野菜をたくさん食べる
南国の食材や料理生野菜をたくさん食べるのも身体を冷やす原因です。
暑い季節や地域が旬の野菜は、過酷な暑さに耐えるために冷やす効果のあるものが多いです。
またカレーなど熱い地域の料理は、一見体温を高めそうにみえますが野菜と同じ理由で暑さに対応して体温を下げる料理が多いです。
生野菜はそもそもが冷たく調理されることが多いので、温野菜にするなど温める工夫が必要です。
どこの国のものか、いつが旬かを確認するようにして対策しましょう。
ストッキングとパンプスを履く機会が多い
ストッキングとパンプスは、なるべく避けた方が良い組み合わせです。
なぜならストッキングには保温効果はなく、さらにパンプスで足を圧迫するので血行が悪くなりがちです。
それによって代謝がさがり、身体が冷えていくという結果を生みます。
仕事上どうしても、ストッキングにパンプスを履かないといけない人もいます。
その場合は休日だけでもシューズで生活してみてはいかがでしょうか。
カフェインと糖質を摂りすぎる食生活

カフェインと糖質を摂りすぎる食生活は冷えを呼びます。
カフェインは少しであれば代謝を上げる効果があるのですが、摂りすぎると体温を下げるので要注意です。
また糖質の中でも白砂糖は要注意です。
炭水化物であれば、他の体内で糖質に変わるのでエネルギーとしてかなり優秀な栄養素と言えます。
しかし白砂糖には糖質しか含まれておらず、それをエネルギーに変えるには体内のビタミンBを使う必要があります。
このビタミンB…実は赤血球の素でもあります。
赤血球を作りたいのに白砂糖にごっそり持っていかれると私たちの身体はどうなるのかというと、血液がドロドロになり代謝が下がって体温が下がるんです。
たしなむ程度にとどめて、食べすぎには注意したいですね。
湯船につからずシャワーで済ませる
湯船につからずシャワーで済ますのも悪い習慣です。
身体の芯まで温めるにはシャワーではなく、湯船につかることが重要です。
シャワーでは身体の表面が温まっても、すぐに身体は冷えがちです。
仕事でなかなか湯船につかる習慣がないという人もいるかもしれませんが、休日にはゆっくり湯船につかって身体をいたわりましょう。
寝る直前までスマホを見る
寝る直前までスマホを見るのもおすすめできません。
なぜなら自律神経が乱れることで代謝が下がり、結果的に体温が下がってしまうためです。
この寝る前のスマホはデメリットが多く、睡眠の質も下げるので疲れが取れないという最悪の事態も引き起こします。
ついつい私もいじってしまうのですが、寝る時は寝ましょw
温活はぽかぽかを持続できることが重要

そもそも温活とは、臓器が本来持つ働きを効率よくするために身体を芯から温めて、巡りを良くすることです。
ポイントは一時的ではなく、温かさを持続することです。
こちらの記事では正しい温活方法やメリットを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

以下に温活が必要かどうかをチェックできるリストを載せるので、確認してみてください。
- 婦人科系のトラブルがある。
- 手足がほてる感覚がある。
- 汗をかくほど暑い状況なのに、手足がずっと冷えている。
- 下半身太りの傾向がある。
- 朝起きれない。
- 甘いものが好きで、止められない。
- ダイエットしても効果があまり感じられない。
- 触るとお腹が冷たい。
- 便秘と下痢を繰り返している。
- 夕方になると足がパンパンにむくむ。
- ストレスが多く、イライラが止まらない。
- 身体に合わない補正下着やガードルを履いてる。
- 平熱が35度くらい。
まとめ
- 自分で完璧だと思っている温活は間違いかも
- 何が正しいのか知る必要あり
- 冷え症かどうかはチェックリストで確認してみて
以上、間違い温活方法と生活習慣でした。
聞いたことのある温活方法が、意外と間違っていたのはショックですよね。
間違い温活や冷えを呼ぶ生活習慣が、なかなかやめられないという気持ちはよくわかります。
しかし本当に冷えに困っているのであれば、想像してみてください。
今のままでは何も変わらないだけではなく、ダイエットも空回りになりがちです。
しかし少しずつ習慣を変えるだけで、冷えの辛さから解放され痩せやすい体質が待っています。
まずは今の生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。
