黒豆ってちょっと昔に流行りましたよね。
コレステロールを下げるから黒豆茶が良いという話を、テレビで見たことがあります。
私も当時気になって、黒豆茶を興味本位で飲んでみたことがあります。
香ばしくておいしかった記憶がありますが、続かなかった理由はただ1つ。
結構いいお値段がするんですよね…。
ただそれも黒豆をお茶で摂ることにこだわるからかもしれません。
また当時流行っていたこともあって価格が高めだった可能性もあります。
そこで今回はお茶にこだわらない黒豆ダイエットを紹介します。
元々韓国発祥のダイエットですが、よりやりやすくなった方法もあるので続けやすいのは嬉しいですよね。
Twitterを見ても痩せた実績が目立つダイエットなので、今の生活に上手に摂り入れれば痩せる好循環が作れます。
食べて痩せたい人や黒豆ダイエットが気になる人は要チェックです。
黒豆ダイエットの方法
黒豆ダイエット中の食べ方には2種類あります。
韓国のチョンジュヨンさんが実践した食べ方と、安田大サーカスのHIROさんが実践した食べ方です。
いずれも成功したという人が多い方法ですが、韓国発の方法はかなりハードです。
そのため自分ができそうな方を選んで、継続できるかを意識しましょう。
韓国の元祖黒豆ダイエットの方法
韓国の元祖黒豆ダイエットの方法にはルールがいくつかあります。
- ダイエット初日は、3食煮た黒豆と豆腐で過ごす
- 2日目以降は、朝食のみ煮た黒豆と豆腐を食べる
- 20分かけて朝食を味わう
- 深夜12時前に寝るようにする
- 週に3回30分歩く。(ウィンドウショッピング程度)
- 生野菜、雑穀米、豆もやしも一緒に食べる
この方法でチョンジュヨンさんは、100㎏以上あった体重を4か月で54㎏になるまで減らすことに成功しました。
初日から結構なハードさですが、摂取カロリーに注意してチャレンジしてみてください。
安田大サーカスHIROさんが成功した黒豆ダイエットの方法
韓国の方法が難しいという人には、この方法がおすすめです。
- 1日に70gの黒豆を食べる(1度に食べてもOK)
- 食事制限はない
- 食前か間食のタイミングで食べる
- 2~3週間は続ける
かなり難易度が下がりましたねw
黒豆70gって結構多いです。
食べれないストレスから無縁にも関わらず、HIROさんは1か月で約20㎏の減量に成功しています。
黒豆に固執するのはよくないですが、日々の食事にちょい足しするイメージで摂り入れてみることをおすすめします。
黒豆ダイエットの注意点
黒豆ダイエットにも注意点があります。
まず1日70gの適量は守りましょう。
単に食べ過ぎて太るだけではなく、お腹の調子が悪くなる可能性がすあるためです。
また食べすぎは腎臓に負担がかかります。
血液をさらさらにするということは、血流が良くなり腎臓を始めとした臓器に流れ込む血液の量が増すということになります。
その分臓器は働く量が増えるので、腎臓が弱い人は注意が必要です。
もし健康に不安がある場合は、医師と相談の上やるようにすれば安心ですよ。
黒豆ダイエットの基本的な4つの食べ方
こう思うのって私だけじゃないですよね。
急に食事に摂り入れると言っても、どうしたらいいのかわからなければワンパターンになりがちです。
そこでここでは、黒豆の様々な食べ方を紹介します。
黒豆をゆでる
基本中の基本になりますが、黒豆を茹でる方法です。
黒豆はパックで調理されたもの以外だと、乾燥した状態で販売されています。
そのため黒豆を洗ったら、ひたひたになる程度を目安に水を注いで黒豆を5時間程度つけておきます。
水で戻したら、水ごと鍋に黒豆をいれて中火で5分間茹でます。
途中アクが出てくるので、それは適宜とりましょう。
ゆであがったらざるで水を切って完成です。
ストックがあれば、サラダやスープに手軽に使えるので便利ですね。
黒豆を蒸す
茹でるのも良いのですが、蒸した方が栄養を壊しにくいというメリットがあります。
方法は黒豆を1晩水につけて戻します。
長時間付けておくので、黒豆の倍量の水を使いましょう。
水で戻したら15分間蒸すだけです。
黒豆のしっかりとした食感が残りやすいので、よく噛みたい人はおすすめです。
黒豆茶で楽しむ
黒豆茶を自分で作る方法もあります。
(正直過去に知っていれば、もっと安く黒豆茶を楽しむことができたのに…。)
大さじ2~3倍の黒豆を急須に入れます。
お湯を注いで5分程度置いて、お湯が黒っぽくなったら完成です。
コストを気にして、ガストに行った時に黒豆茶の日に当たってたら飲むようにしてました。
でもこれなら自宅でもありかもと思ったのでしたw
黒豆を酢漬けで食べる
ここまではよくある方法ですが、黒豆を酢漬けにする方法もあります。
お酢は代謝を上げる効果が期待できるので、ダイエット中はありがたいですよね。
作り方は黒豆300gを水洗いし、強くても中火程度で空煎りします。
表面が割れて白い部分が見え始めたら火を止めます。
密閉できる瓶に入れて酢を500ml入れたら冷蔵庫で1週間漬けおくのですが、途中酢が足りなくなったら継ぎ足してOKです。
酢が入ると独特な味になるので好みは分かれますしアレンジも限られますが、1日にスプーン1杯で済む気軽さがあります。
続けやすい食べ方で楽しんでくださいね。
ダイエット向きの黒豆レシピ4選
ダイエット向きの黒豆レシピもあるので紹介します。
主食からスイーツまであるので、黒豆をちょい足しするのに飽きた人は参考にしてみてくださいね。
黒豆ご飯の基本
豆と言えば、豆ご飯ですよね。
枝豆で作る場合がほとんどかもしれませんが、黒豆でも作れます。
ご飯もほんのり色つくので、見た目にもきれいです。
乾燥していても水で戻せば簡単に作れるので、ぜひ家族で楽しんでみてください。
黒豆ナゲット
黒豆でナゲットも作れるんです。
ナゲットと言えば鶏肉で作るイメージですよね。
もちろんそれでもいいのですが、そこに黒豆も入れてカロリーや脂質をカットしちゃいましょう。
食事制限がない黒豆ダイエットですが、その分カロリー管理はしっかりと行う必要があります。
同じものを食べてもカロリーは低い方が良いので、試してみてください。
豚肉と黒豆のトマト煮込み
煮込み料理とも相性がいい黒豆。
トマト煮込みに使っても美味しく食べられます。
もちろん他の豆を使ったり、豚肉を鶏肉に変えることも可能です。
途中クローブを使っていますが、そのハーブの種類を変えても香りが変わるので飽きにくいですよ。
お弁当のおかずにもいいので、作り置きしちゃいましょう。
黒豆豆乳プリン
ダイエット中だからこそ、甘いものとは上手に付き合いたいですよね。
レシピ中砂糖を使うところがあるのですが、白砂糖は中毒性が高いのではちみつやオリゴ糖など身体に良いものに変えることをおすすめします。
ほうじ茶を使うので、ほんのり甘く香ばしいのが特徴です。
食事に黒豆を使うのが飽きたら、カロリー控えめのスイーツで楽しんでみてください。
黒豆の保存方法
黒豆ダイエットは毎日黒豆を使うからこそ、一度に大量に作って保存しておきたいですよね。
乾燥状態なら、通気性の良い袋に入れておいておけば問題ありません。
茹でたり蒸したりした場合は冷蔵庫であれば3日程度、冷凍であれば3週間程度を目安に使いきった方が良いです。
個人的には毎回70gを量るのは面倒ですよね。
小分けにして保存しておけば楽ですよ。
黒豆の選び方
黒豆の選び方にもポイントがあります。
- 粒の大きさにばらつきがない
- 表面に艶があり、皮が割れていない
- サイズが大きい
- 国産なら丹波産、九州産、北海道産が有名
これらは品質は良いですが、お値段も張ります。
そのため予算がある程度限られているのであれば、兼ね合いもみて選びましょう。
黒豆ダイエットで人気の商品3選
黒豆ダイエットをより手間なく飽きの来ないように楽しむためにも、人気の商品もチェックして損はないですよね。
どの商品もメディア掲載や口コミが良いなど実績のあるものばかりを集めました。
早速確認してみてくださいね。
やさしい黒豆玄米珈琲
これ、知ってる人は知ってますよね。
カフェインを断ちたい人やコーヒーを止められない妊婦さん向けの商品なんですが、それ以上にananに載ってた記憶があるので紹介してみました。
カラダにいいもの大賞2018年で紹介されていたんですが、単にカフェインが含まれていないだけではなくビタミンやミネラル、ポリフェノールなどを1杯で摂れるのが魅力的だと思っていました。
豆乳や牛乳との相性も良く、HPでははちみつもおすすめしていました。
玄米と黒豆…この組み合わせなら黒蜜でもいける気がします。
冷やしてもOKの商品なので、試してみてはいかがでしょうか。
やさしい黒豆玄米珈琲
黒酢黒大豆クロクロ30食分
置き換えても食前に食べてもいい黒豆商品です。
黒酢を使っているので味の好みは分かれるかもしれませんが、リンゴエキスも配合されている分食べやすい味になっています。
フジッコのこの商品は結構話題で、検索キーワードでもよく見かけていました。
食べやすい小分けタイプなのも嬉しい商品なので、手間を大幅カットしたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
北海道産黒豆3kg
黒豆は北海道産で品質の良さが魅力的です。
また豆だけではなくショップの評価もいいので、この商品を選びました。
袋にチャックが付いているので、ある程度大容量をまとめて買っても安心です。
保管しやすく、豆の味がしっかりとしているという口コミも多いこの商品。
少しだけ良い食材をたまには使ってみたいという人はいかがでしょうか。
黒豆がダイエットに良い理由
黒豆がダイエットに良い理由もいくつかあります。
- 黒豆の成分が脂肪の吸収を抑えるため
- 食物繊維が血糖値の上昇を穏やかにして、デトックスを促すため
- 満腹感が得られるので、食べ過ぎを抑えるため
- 食べれないストレスによる自律神経の乱れを起こしにくいため
- 生活習慣を見直すきっかけになるため
食べて終わりではなく、カロリー管理や食事のバランスも見る必要が出てくるからこそダイエット向きな黒豆。
前向きにダイエットを頑張りたいですね。
黒豆ダイエットで痩せない理由
メリットが多いように見える黒豆ダイエットですが、痩せないという意見も見かけます。
痩せるにも痩せないにも理由はあるので、チェックしてみてください。
- 黒豆を食べて安心して、黒豆以外を食べ過ぎた
- 運動しなかった
- 自己流に方法を変えて行った
- そもそもダイエットできるような状況じゃなかった
私の経験上、ダイエットできるような状況じゃない時に無理にやっても心が傷つくだけです。
環境のせいは甘えとかなんとかいう人はいますが、そもそも自分でダイエットのハードルを上げる必要はないわけで…。
頑張るべきところは頑張りますが、無駄は所詮無駄でしかありません。
頑張らなくてもいいところはスパッと切り捨てて、ダイエットに集中できるようにしましょう。
黒豆の栄養別効果
黒豆の栄養別効果を確認してみましょう。
成分 | 期待される効果 |
アントシアニン | ポリでノールの一種。抗酸化作用、アンチエイジング。脂肪の吸収を抑える。 |
大豆レシチン | コレステロールを下げる。記憶力、集中力を高める。 |
大豆ペプチド | 疲労回復。免疫力UP。抗ストレス。更年期障害緩和など女性ホルモン由来の症状を緩和する。 |
イソフラボン | 女性ホルモンと似た働き。高血圧や肥満など生活習慣病の防止。 |
必須アミノ酸(11種類) | アンチエイジング。コレステロールの調整。代謝UP。 |
サポニン | 過酸化脂肪の増加を防止。肥満の防止。 |
食物繊維 | デトックス。血糖値の急上昇防止。満腹感。 |
カリウム | むくみ防止 |
アントシアニンは視力にも良いです。
口コミにもありますが、目が良くなったという人もいました。
ダイエット以外の効果も期待できるのが黒豆の魅力です。
日々の食事に追加してみてくださいね。
黒豆ダイエットの口コミ
黒豆ダイエットの口コミは以下の通りです。
結婚前黒豆ダイエットにはまり
米のかわりに黒豆を蒸したやつを
ひたすら食べてた
なんなら乾燥したやつを自力で戻し
真っ黒なゆで汁すらすすってたなやせたよ、めちゃやせた
運動もしてたしすごく痩せたただ‼️
急に飽きがきて黒豆いっさい食べんくなったわやっとこさ食べれても甘く煮た豆のみ‼️
— りさまま@チキンだけど自分に素直に生きることを目指すママナース (@lisa_mamanurse) June 7, 2020
ダイエットは「黒豆ダイエット」がおすすめです。
結構前ですが75キロ→52キロまでダイエットしました。
その後10年近くリバウンドしてません。— メンエス開業準備中(フォロー制限中) (@i07fFYP2nsHX9HX) May 24, 2020
『沼』と『黒豆ダイエット』同時進行。
2倍のスピードで痩せる事に期待(笑) pic.twitter.com/zg8dkRJLig— MakiWatanabe (@glico0319) April 29, 2020
寒さに向かうし、私の体質的にも豆類はお勧めらしいので、久しぶりに黒豆を蒸して食べてる。
黒豆と言えば、昔黒豆ダイエットが流行った時、熱心に1か月くらい食べたら全然痩せなかったけど、視力がすごく良くなったので、個人的に大好きになった。
ステマと言われても黒豆を広めたい。
— mica@オーガニックコスメダイアリー (@mica_kyoto) November 20, 2019
前に韓国でブームになった黒豆ダイエット。
母が2ヶ月で6キロ痩せた!間違いない👍貧血が酷いから黒豆の鉄分は体内吸収されやすい!食べろと勧められて食べ始めた。
瓶に黒豆入れてヒタヒタに酢(リンゴ酢とか飲める酢ね)を入れて一晩寝かすだけ
美味しいしカンタンだよ😊やってみて#ダイエット pic.twitter.com/uVAOREOuOt
— mai (@sasatareburika2) May 17, 2019
痩せた人は5kg以上痩せたという口コミが多く、痩せないという人も少なくなかったです。
しかし体質もあるので、まずはやってみないと始まらないですね。
黒豆の酢漬けを実際に食べている人から、料理にちょい足ししている人まで様々です。
ただしそれでも飽きたという人もいるので、期間を決めてやってみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 黒豆ダイエットの方法は2種類あるが、食事管理がポイントになる。
- アレンジもたくさんできるので、楽しみながらダイエットできる。
- 痩せる理由、痩せない理由を知って賢く痩せよう。
黒豆自体が万能食材な分、ダイエット以外の効果も魅力的なダイエットでしたね。
食べて痩せれるのが一番楽です。
何より「この状態が一生続くのか…」という絶望感を抱きにくいのが嬉しいですね。
運動はどんなダイエットでもした方が良いです。
無理に高い目標を設定せず、小さな目標を1つずつクリアするイメージでやってみてください。