連日バタバタと忙しく、ダイエットと言えば仕事をこっそり頑張るしかできないと思いつつも、Googleトレンド見たら面白いものを見つけました。
5/6は国際ノーダイエットデーだったんですね。
私、安定の出遅れましたw
普段このブログでは痩せることばかり発信していましたが、今回は逆の情報もありなのではと思い無理なダイエットにまで話を広げています。
今現在過酷なダイエットをしている人や、これからガッツリダイエットをしようとしている人は要チェックです。
- 国際ノーダイエットデーがわかる
- 女性が痩せたがる理由がわかる
- 無理なダイエットをするとどうなるのかがわかる
国際ノーダイエットデーとは
国際ノーダイエットデーとは、1992年にイギリスのメリー・エバンス・ヤングさんにより5/6に定められました。
目的は世間のダイエットのプレッシャーに対して、ダイエットによる健康への影響を考えるきっかけとするためです。
早く痩せたいがために無理なダイエット以外にも過剰な美容整形をする人もいますが、いずれも身体にとっては危険です。
また肥満=美しくないという考え方は差別的であり、本当の健康美を考える日が国際ノーダイエットデーなのです。
女性が痩せたがる4つの理由
女性が痩せたがる理由を4つ説明します。
正直気持ちがよくわかるんですよね。
しかし度を超せば身体にとって良くないので、まずはどれが自分に思い当たるのか確認してみましょう。
メディアの影響
女性が痩せたがる理由として、メディアの影響があります。
パリコレのきれいなモデルやスタイルの良い女優を見れば、そうなりたいと普通に憧れますよね。
また痩せることが良いことで、太ることが悪いことという情報を聞き続ければ、そういうものだと思ってしまいます。
自分の意見を考える能力が気が付けば育たず、情報に対して疑問を持たずに信じる人になってしまうんです。
たしかにモデルや女優は美しいですが、あなたもまた美しいのです。
そう言ってくれる人がそばにいないと、メディアの影響をたくさん受けてしまう可能性があります。
他の人よりも良く見られたい願望がある
このように他の人よりも良く見られたい願望から、痩せようとしていませんか?
実際きれいな人の方が所得が高い研究結果もありますし、良い思いもします。
だから他の人よりも良く見られたい願望自体、悪くはないんですよね。
それを正しいダイエット方法にやる気として変換できればいいのですが、自己流の無理なダイエットに意識が行くことが問題なんです。
人生の中で1度くらい、自己流ではなく王道ダイエットに挑戦しても無駄ではないですよ。
過去に太っていることで不快な思いをした

過去に太っていることで不快な思いをした場合は、痩せたい願望を相当こじらせますよね。
私がそうでした。
駅前のポケットティッシュはもらえるのに、化粧品サンプルはもらえない…。
太っている時は道路を渡るのに時間がかかったけど、痩せたら車が道を譲ってくれてすぐに渡れた…。
悔しいけどこれが私が体験した現実です。
過去の不快な思いは忘れませんし、常にどこかで痩せないとという気持ちは残りますよね。
自己肯定感が低い
痩せたがる理由の1つに自己肯定感の低さも関係します。
心のどこかで思っていませんか?
実際にはそんなことは全くないにも関わらず、自己肯定感が低いとこのように感じて無理やりにでも痩せようとしてしまいます。
今どきりとした人は、一旦落ち着きましょう。
無理なダイエットによる7つの影響

ここでは無理なダイエットによる7つの影響を説明します。
正直、痩せたもん勝ちでしょとか思ってませんか?
一時的に痩せても、その痩せ方が間違っていれば一生身体に悪影響を及ぼしかねません。
また自分の身体だけではなく、子供世代にもその影響は受け継がれます。
まずは知ってから、無理なダイエットでも後悔しないか考えてみましょう。
痩せにくく太りやすい体質に近づく
無理なダイエットをすれば、痩せにくく太りやすい体質に近づきます。
活動のためのエネルギーは糖質から作られますが、過酷な糖質制限で糖質が足りないと脂肪ではなく筋肉のタンパク質からエネルギー化していきます。
痩せる体質で重要なのは基礎代謝が高いことであり、基礎代謝を上げるには筋肉量が必要になります。
しかし無理なダイエットで脂肪が残り筋肉が痩せていけば、基礎代謝がどんどん下がり痩せにくく太りやすい身体に近づくんです。
これに気が付くのは私の経験上、30歳を過ぎてからです。
若い時のように痩せないことに気が付いた時の絶望は結構なものなので、若いうちからタンパク質だけは摂っておきましょう。
髪はパサパサ、肌はボロボロになる

無理なダイエットをすれば髪はパサパサ、肌はボロボロになります。
正直、無理なダイエットをして栄養をしっかり取れてる人ってほぼいないです。
特にタンパク質に関しては、より一層不足するので、タンパク質を材料に作られる髪や肌は状態が悪くなりがちです。
私もこの状況には何度もなりました。
若い時は意味が分からず化粧品にお金をかけていましたが、鶏肉やゆで卵を食べていた方がよほどきれいになることを30歳過ぎてから実感しました。
ホルモンバランスが崩れて生理周期に異常が出る
身近な人に生理不順の人が多いと、ついこう思ってしまいませんか?
しかし無理なダイエットはホルモンバランスを乱すので、生理不順や無月経、不妊のリスクを高めてしまうんです。
仮に妊娠できたとしても、この体質は自分の代まで終わりだと思っていませんか?
実は無理なダイエットをした弊害は生まれてきた子供にも影響が出るんです。
生活習慣病のリスクが高まると言われているので、気になることがあればダイエットに無理はないか振り返ってみると良いですね。
貧血のリスクが増す
無理なダイエットは貧血のリスクも増します。
最初から貧血持ちの人も悪化する可能性があるので要注意です。
理由としては食事制限で食べるものが少なかったり偏ると、鉄分が不足するためです。
鉄分は酸素を身体に送り届ける重要なミネラルです。
不足して実感しやすいサインは、だるさや疲れが取れない感じが挙げられます。
思い当たる人は、貝類やレバーを食べつつダイエット計画を見直しましょう。
骨が育たず骨粗しょう症のリスクが増す

思春期に無理なダイエットをした人は特にですが、骨が育たず骨粗しょう症のリスクが増す可能性があります。
骨密度は思春期が一番良く育ちます。
この時期にカルシウムとビタミンD、Kをしっかりとることが大切になるんです。
しかし無理なダイエットをしてしまうと、これらの栄養が不足してしまうので骨密度がスカスカになってしまう危険性があります。
私の母親は骨が弱いからとカルシウム製剤を飲んでいましたが、結構面倒そうで飲むのも大変そうでした。
それを見ていると、将来骨が弱くても大丈夫だなんて言えません…。
風邪をひきやすくなる
無理なダイエットをすると、風邪をひきやすくなります。
つまり免疫力が落ちてしまうんです。
そのため風邪に限らず、感染症にかかりやすくなるので全くおすすめできません。
カロリーはカットしても栄養はしっかりと摂るようにすれば、健康的に痩せれますよ。
精神状態に影響が出る
無理なダイエットは精神状態に影響が出ます。
栄養が足りないとうつ状態になったり、睡眠障害が出る危険性があるんです。
また痩せないといけないというプレッシャーから摂食障害を起こす可能性もあります。
症状まで至らなくても脳への栄養が少なくなるので集中力が低下したり、頭痛や肩こりが酷くなる場合もあります。
ストレスはすぐに身体に出るので、自分を追い込みすぎないようにしましょう。
本当に今のあなたにダイエットは必要ですか?

無理なダイエットって怖いのは分かったからこそ問いたいのは、本当に今のあなたにダイエットは必要ですか?
今着ている服のサイズはSサイズなのに、もっと痩せようとしていませんか?
外見を磨くのも大切ですが、中身を磨くことも同じく大切です。
自分はなんのためにダイエットをしようとしていたのか、一旦考えてみましょう。
まとめ
- 国際ノーダイエットデーは、今の自分を振り返る日
- 無理なダイエットの悪影響は思っている以上に大きい
- タンパク質を取れば万事解決説ある
まとめにも書いたんですが、タンパク質を摂れば結構いろんな問題を解決してくれます。
肌や髪が綺麗になり、代謝が上がり、お腹が減らなくなる上に心の健康にも良いです。
つまりわざわざ無理なダイエットをして、自分を痛めつけなくても綺麗になります。
そして忘れてはいけないのは、今のままでもあなたは十分美しいということ。
その上で、本当になりたい自分は何かを良く考えてみましょう。