食事系ダイエット

冷やご飯ダイエットが痩せるは嘘?失敗の理由やメリット、デメリットを解説

突然ですが、白米って美味しいですよね。
私は白米が大好きなんですが、基本面倒くさがりなので冷たいまま食べていることが多いです。

そのため周りの人からよく「え?温めなくていいの?まずくない?」とか言われます。
放っといてほしいと思う反面、ダイエットに冷やご飯がいいことも思い出したので調べてみました。

結論から言うと、これだけで痩せるのはきついというのが私の意見です。
実際失敗したという口コミもややも見られたので、そのあたりを今回考察してみます。

考察だけではなく冷やご飯との上手な付き合い方や基本情報も載せるため、冷やご飯ダイエットに失敗した人こそ要チェックです。

この記事を読めば、ダイエットの本質を理解しながら自分のダイエットを振り返れますよ。

この記事のポイント
  • 冷やご飯ダイエットの失敗の理由がわかる
  • 冷やご飯の基本情報を振り返れる
  • メリットとデメリットを理解して、対策がわかる

冷やご飯でダイエットした人の口コミ

冷えても美味しい白米

冷やご飯でダイエットしたら失敗した理由を書きたいところではあったのですが、まずは現実を見てみませんか?

口コミを集めたのでチェックしてみましょう。

痩せたって人もいる時点で希望が持てますね。
冷やご飯ってでんぷんが糊化するので、噛み応えがかなり出るんですよね。

そのためお腹いっぱいになるという意見には私も納得です。

あともう1つ共感できるのは、ご飯を我慢する必要がないのでストレスを感じにくい点です。
継続してこそダイエットなので、食べるのが好きな人ほど選んでいるダイエットになりますね。

冷やご飯ダイエットに失敗した理由を考察

バランスの良いご飯

冷やご飯ダイエットに失敗した理由の結論から言うと、冷やご飯に全てをゆだねすぎなのとダイエットの基本を見失いすぎの2つが挙げられます。

ネットの情報では、ご飯を冷やすだけでカロリー1/2とか、10%OFFなど様々な情報が飛び交っています。
しかし調べてもその正確な根拠や引用先が見当たらないんですよね。

いつもこのブログでも引用している「第2章日本食品標準成分表」を見ても、普通のご飯の情報は載っているものの冷やご飯の情報はありませんでした。

状態が変わり栄養が変化するなら載っているはずなんですが、見当たらないんですよね…。

こうなると数値的な部分では変わりはないと考えた時に、冷やご飯で痩せる理由はでんぷん由来の糖質の吸収しにくさにあるという説が有力だと考えました。

しかしダイエットの基本を思い出してほしいんですが、痩せるには摂取カロリー<消費カロリーのバランスが成り立って初めて体重が落ちていきます。

どの程度吸収されるのか分からない冷やご飯を普段通り食べるよりも、白米の量を減らしてブロッコリーやキャベツでかさ増ししたり、玄米に置き換えるなどした方が現実的だと判断しました。

痩せる仕組みはシンプルなので、まずはそこを基準に栄養を考えていくと自然と痩せる食事に近づけますね。

冷やご飯ダイエットの方法

冷やご飯ダイエットの方法

さて今更ながらですが、冷やご飯ダイエットの方法をおさらいしましょう。
冷やご飯ダイエットの方法は、1日1回冷たいご飯を食べるだけです。

冷たいと言っても4~5度くらいの温度感でOKです。

別名「レジスタントスターチ式ダイエット」ともいわれています。
私は冷たいご飯好きなので余裕ですが、温かいご飯じゃないと嫌な人にはつらいかもしれませんね。

レジスタントスターチとは消化しにくいでんぷん

ここでレジスタントスターチって何か気になりますよね。
レジスタントスターチとは、冷やすことで変化したでんぷんを良い、食物繊維と似た働きをします。

一般的にでんぷんは小腸で吸収されて血糖値を上げる働きをしますが、レジスタントスターチは大腸まで運ばれて吸収されるので血糖値の動きも穏やかです。

また食物繊維と違いミネラルの吸収も妨げないので、善玉菌を増やし腸内環境を改善する効果が期待できます。

結果便秘改善やデトックスも期待できるので、痩せる環境を整えてくれるでんぷんというわけなんです。

冷やご飯をダイエットに取り入れるコツ

ご飯のある食事

冷やご飯をダイエットに取り入れるコツもいくつかあります。

  • 夕食のタイミングが一番おすすめ
  • 食事は寝る3時間前までに済ます
  • 食べすぎはNG
  • 冷凍庫に入れるなど、急激に冷やさない
  • 温めなおすと全てが無駄になる
  • 水少なめで給水させない炊き方だと、よりレジスタントスターチができやすい

レジスタントスターチって徐々に冷やすことで変化しますが、でんぷんのすべてが確実に変化するわけでもないんです。

つまりどのくらいレジスタントスターチになっているのかは判断できないことから、食べすぎると太る可能性は大きいです。

また温めなおすと元通りになるので、レジスタントスターチに変化させた意味がなくなります。

駆け出しダイエッター
駆け出しダイエッター
常温から徐々に冷やしていったら、そのまますぐに食べるのがベストだね。

冷やご飯ダイエットで得られる効果

健康的な食事

冷やご飯ダイエットで得られる効果もまとめてみました。

  • 腸内環境を整える
  • 便秘解消
  • デトックス
  • 代謝UP
  • 美肌
  • 脂肪の蓄積を抑える
  • 血糖値を急上昇させない

ダイエットに嬉しい効果ではありますが、美容や健康にも良いのは嬉しいですよね。
また普段のご飯を冷やすだけなので、努力もそこまで必要としないのもありがたいです。

私は今後も職場でのご飯は冷やご飯でいこうと心に決めましたw

冷やご飯ダイエットのメリット

ご飯のメリット

冷やご飯ダイエットのメリットを説明すると簡単、栄養バランスを整えやすい、噛むことで満腹感だけではなく小顔効果や脳への刺激になることが挙げられます。

わざわざ何かを買い足したり、作業が発生することもないって最高ですよねw

また食べれない苦痛も全く発生しないのも、継続しやすいことから最大のメリットではないかと考えています。

ダイエットの気分ではないけどとりあえず何か始めてみたい人でも余裕でできる内容なので、とりあえずレンチンをやめてみませんか?

冷やご飯ダイエットのデメリット

ご飯のデメリット

冷やご飯にもデメリットはあります。
シンプルに味が賛否両論、冷やすのが面倒、長期戦の3つですね。

食事系ってどうしても長期戦になりがちです。

すぐに痩せないからと言ってあきらめず、むしろ痩せればラッキーくらいで生活に組み込んじゃうほうがストレスは少ないですよ。

後は個人差の問題ですねw
冷やすのが面倒に関しては、職場での昼ご飯にしてしまえば問題は解決しませんか?

持ち運んでいる間に勝手に冷たくなるので、手間を感じにくいです。
自分に合った方法を考えてみるのも1つなので、まずはやってみて考えても遅くはないですよ。

まとめ

  • 冷やご飯ダイエットの失敗の理由を知って振り返ろう
  • 冷やご飯ほど簡単に作れるダイエット食はない
  • メリットやデメリットを知って、上手にダイエット生活に生かして!

今年も様々なダイエット情報を発信していく予定ですが、これさえやればみたいな考えからは卒業しましょう。

こういう系のダイエット方法こそ、自分の食生活を改善するためのヒントになったりします。
自分の身体と相談して、食事を楽しみましょう。