デスクワークなど長時間作業した後って、体がバキバキになりますよね。
しかし疲れすぎて、体が硬くなってても運動する気にはなれないです。
そんな時は、ストレッチをやるだけでもいいとは言うけど半信半疑ですよね。
たしかにスッキリはするけど、ダイエット効果があるようには見えない上に、生まれつき身体が硬い私にはハードルが高いです。
そこで今回は体が硬い人がストレッチすると痩せるかどうかと、ストレッチの効果やおすすめのストレッチ動画を解説します。
ストレッチがどのように効くのかがわかれば、自信をもってストレッチでセルフケアできますよ。
体が硬いダイエッターの人や、ストレッチの効果について知りたい人は要チェックです。
- ストレッチで本当に痩せるかがわかる
- ストレッチのメリット・デメリットがわかる
- 体が硬い人でもできるストレッチ動画がわかる
体硬い人がストレッチすると痩せる?
結論から言うと、体が硬い人がストレッチすれば痩せる可能性は高まります。
なぜならストレッチの消費カロリーは40kcal程度と低めですが、神経やホルモンバランスを整えて代謝量アップなどに効果的だからです。
また筋肉や関節の動きも滑らかにしてくれるので、運動の質も上ります。
体の硬さを取る方法は色々ありますが、なかでもストレッチにはストレス発散などダイエット以外のメリットもたくさんあるのでおすすめです。
体が硬くなる原因
以下のようなことが続いてしまうと体が硬くなります。
- 運動不足
- 長時間同じ姿勢でいる
- ストレスや疲れが溜まっている
座りっぱなしや立ちっぱなしでいると、筋肉や関節が固まって動かせる範囲が狭くなってしまいます。
またストレスや疲労もだるさを引き起こして、体を動かしにくくしてしまいます。
結果血行が悪くなり、疲れがたまっているところから老廃物が効率よく運ばれない状況になりがちです。
巡りが滞った状態をそのままにすることで、コリとなり余計に体を動かさなくなるので体が硬くなる悪循環が生まれてしまうんです。
体の硬さセルフチェック
体が硬くなる原因がわかったところで、まずは「6つの柔軟性テスト」で体の硬さをセルフチェックしましょう。
私も試してみたところ、重いものを持つことがあるせいか腰回りが特に硬くなっていました。
あとは意外とわきの下が痛かったり…。
セルフチェックをしてどこが硬いのかがわかったら、全身はもちろん動かしにくいと感じた部分は念入りにケアすることが大切ですよ。
ストレッチがダイエットに効果的な4つの理由
ここからはストレッチがダイエットに効果的な4つの理由を説明します。
理由もなく、ただやみくもにやればいいのはきついですよね。
まずは理由を知って、自信をもってストレッチをダイエットに取り入れられるように早速チェックしましょう。
基礎代謝が上る
ストレッチをすると基礎代謝がアップして痩せやすい体になります。
なぜなら体のコリや痛みに効果のあるストレッチですが、自律神経を整えるメリットもあるからです。
自律神経の働きが良くなると体温が上り体全体の動きもスムーズになるため、何もしなくても消費される基礎代謝が上ります。
基礎代謝を上げる目的でも、ストレッチはありですよ。
食欲が抑えられる
食欲が抑えられるのも、ストレッチがダイエットに効果的な理由です。
なぜならストレッチをするとホルモンバランスが安定し、ドカ食いや間食を防ぐことができるためです。
特に寝不足の人はホルモンバランスが乱れがちなので、食べ過ぎになりやすいです。
そこでストレッチを取り入れれば、食欲を抑えられ睡眠の質も上ってと一石二鳥です。
最近食べ過ぎかも…という人は、ストレッチを検討しましょう。
運動の質が上る
ストレッチによって運動の質も良くなります。
なぜなら筋肉や関節の動きが滑らかになるので、筋トレや有酸素運動のフォームが良くなるためです。
普段の姿勢もきれいなるため、階段の上り下りなど日常のちょっとした動きで消費できるカロリーも増えます。
ケガや関節痛予防だけではなく、運動の質も高めてくれるのでストレッチのメリットは大きいですね。
デトックス効果で体がスッキリする
ストレッチにはデトックス効果もあります。
理由としては筋肉がほぐれると血液や栄養のめぐりが良くなり、余計な水分や老廃物が溜まりにくくなるからです。
またむくみや冷えなども解消され、より引き締まった見た目になります。
ストレッチは体の内側からきれいにできるので、健康習慣としてもぴったりですね。
体硬い人におすすめのストレッチ動画3選
体が硬い人にも簡単にできるおすすめのストレッチ動画を3つ紹介します。
最初はかなりきついかもしれませんが、続けていくと徐々に体が柔らかくなります。
これらをやった後、特に硬い部分をほぐすストレッチをするとより効果的ですよ。
【柔軟ストレッチ】体が硬い方向け・3分ストレッチ
この動画は体が硬くてもできるストレッチが短時間にまとまっているので、隙間時間にやりやすいのが特徴です。
3分程度なので、朝の忙しい時間帯や運動の前後に取り入れるのもありです。
何から始めれば良いか迷ったら、とりあえずこちらの動画から始めてみましょう。
- 短い時間でもしっかりと伸ばせば効果的
- 無理に伸ばしすぎない
- 体を倒すときも痛気持ちいいくらいを目安にすること
基本的な部分を守れば、体にとっていい時間になります。
ちなみに私は過去に自分の限界が知りたくて、激痛の中どこまで伸ばせるかやってみたことがあります。
結果、脱臼した時のように腕がぶらんぶらんになりしびれが強くでて、整骨院にいったら神経が伸びきっていると言われました。
しばらく生活が困難になった思い出があるので、本当に無理はしない方が良いですよ。
【初心者用】ガチガチの体がどんどん柔らかくなるストレッチ!
理学療法士による本格的なストレッチ動画になります。
タオルを使っているので、体が硬い人でも届きにくい場所までしっかりほぐせる内容です。
全身をバランスよくストレッチできて、終わった後は体が芯から温まりますよ。
- 大きな動作が多いので、場所は広めに確保する
- タオルはポーズの安定のためにもあった方が良い
結構大きな動作があるので、場所は広いくらいでちょうどいいです。
そしてタオルですが、絶対にあった方が良いですよ。
自分では左右同じく動いているつもりでも、偏りがある場合がほとんどです。
体のバランスにも気付けるので、お気に入りのタオルを使って楽しくやってみてくださいね。
【体が超硬くても気持ち良い】簡単ヨガストレッチ #156
ヨガが好きだけど体が硬くて悩んでいる人には、この動画がおすすめです。
硬くなりやすい肩回りや足の付け根のストレッチが多く、一度やるだけでもかなりスッキリします。
寝たままできるので続けやすくてリラックス効果も抜群ですよ。
- 足の付け根が硬い問題を抱えている人にぴったり
- 寝ながらできるのでいいのですが、場所の確保は十分にとった方が良い
- 落ち着く音楽を流しながらやれば、心もすっきりする
ヨガ系って、基本的に体が柔らかくなるイメージが強いですよね。
寝ながらできていいのですが、だからこそ1つの動作をしっかりと行ってなあなあにならないようにする必要はあります。
落ち着く音楽をかけて、その時間の質を高めながら柔らかさを磨きましょう。
ストレッチで痩せるコツ
ストレッチでしっかりやせるためにも、以下のコツをしっかり押さえておきましょう。
- 呼吸を止めない
- 2週間以上続ける
- 夜のお風呂上りにやる
- 無理に曲げ伸ばししない
ストレッチは2週間くらいで効果がで始めると言われていますが、私の肌感覚では1か月は必要ですね。
もともと体が柔らかい人は良いのですが、硬い人は普通の人よりも時間がかかるものと思って続けた方が良いです。
またお風呂上りは血行が良くなっているので体をよりほぐしやすい上に、寝つきも良くなります。
ちなみに朝取り入れる場合は起きた直後だと筋肉が固まっているので、水分を取って軽く伸びをしてから始めてくださいね。
ストレッチのメリット
ここでストレッチ自体のメリットについてまとめました。
- 基礎代謝がアップする
- ドカ食いや間食防止ができる
- 運動のパフォーマンスが高まる
- むくみや冷えが改善できる
- 集中力がアップする
- ストレス解消できる
ダイエット面だけではなく、生活全体の質を高めてくれるのは嬉しいですね。
基礎代謝は1日の消費カロリーの7割を占めているので、ストレッチをすることは痩せ体質を作る第一歩にもなります。
まずは3分から始めてみて考えるのもありですね。
ストレッチのデメリット
ストレッチにはデメリットもあるので要注意です。
- ストレッチだけで痩せるわけではない
- 無理な動きをすると体を痛める
- 1つの動きを60秒以上やると逆効果
ストレッチはあくまで痩せやすい体作りをサポートするもので、食事改善などをしなければ痩せません。
中にはこんな人っていませんか?
これは何が理由かというと、ストレッチをしたおかげで体の巡りが良くなり老廃物が動いて排出されたためです。
つまり脂肪が燃えたわけではないんです…。
そのため脂肪をガッツリ燃やしたい場合は、ストレッチ以外の努力も必要になります。
また1つの動きを長時間やり続けると体が硬くなってくるので、30秒程度でとどめておくことも大事です。
色々デメリットを挙げましたが、メリットの方が多いこととダイエットのサポートになることを考えるとストレッチはやった方が良いですね。
まとめ
- 体が硬い人がストレッチをすると痩せやすくなる
- ストレッチには基礎代謝や運動の質を高めるメリットがある
- 呼吸を意識しお風呂上りに、2週間以上続けると効果を感じられる
ストレッチを取り入れることはただ体をほぐすだけではなく、健康的に痩せる基礎づくりにもなります。
せっかくダイエットをするなら確実に結果を出したいと思いますよね。
体が硬いから痩せないのかもと感じた方は、これを機会にストレッチを新しい習慣にしてみませんか?