先日コンビニに行ったら、干し芋が新商品で出ていました。
ネットで調べた時にこう思ったので、今回は干し芋は朝に食べた方が良いのか、ダイエット中の付き合い方などを解説します。
この記事を読めば、ダイエット中の甘さのレパートリーが増えるだけではなく、罪悪感なく甘さを堪能することができますよ。
干し芋は本当にダイエットに良いのか不安な人や、旬の食材をダイエットに取り入れたいと考えている人は要チェックです。
- 朝ご飯を干し芋で済ますのはありかわかる
- 干し芋の食べ方がわかる
- 干し芋が本当にダイエット向きなのかがわかる
朝ご飯を干し芋で済ますのはあり?

朝ご飯を干し芋で済ますのは、条件付きでありです。
ここで無条件にありというと、こういう人出てきますよね。
この末路はどうなるのかというと、栄養が偏るので途中で具合が悪くなり中途半端な体重でダイエット自体をやめてしまう可能性が高いです。
そうならないためにも、この条件を満たした上で朝に干し芋を食べるようにしましょう。
- 干し芋だけの場合は毎日連続で長期間ではなく、気が向いたときに食べる(基本)
- 昼と夜で栄養を補うならOK(ただし栄養を把握しやすいからと言って、同じメニューを食べているならNG)
- 新生児の育児などで忙しく、隙間時間にこまめに栄養を取らないといけない状況にある人もOK(産後ダイエットなど)
- 干し芋を使った料理であれば、栄養をカスタマイズできるので長期間でもOK(それなら普通のサツマイモの方が良いかも…)
ダイエットしてなくても干し芋を朝に食べた方が良い理由

朝ごはんを干し芋で済ますのは条件付きでありと言いましたが、そもそもダイエットしていなくても朝に干し芋を食べること自体はおすすめです。
理由は次の通りです。
- GI値が低いので、栄養を吸収しやすい朝でも身体に優しく栄養を取り入れることができる
- これから活動するためのエネルギーを補える
- 腸内環境を整えやすい
干し芋は血糖値が上がりにくいのに、糖分をはじめとした栄養を補えるメリットがあります。
日中動くのであれば、朝食べても太りにくく栄養も摂れて一石二鳥です。
またサツマイモには腸内環境を整える栄養が豊富に含まれていることから、胃腸が空っぽな朝に摂れば効率よく吸収できます。
ダイエット中もOK!干し芋の4つの食べ方

ダイエット中でもOKな干し芋の食べ方は4つあります。
- 上述した条件を満たせば置き換え
- 料理に干し芋を使う
- 食前につまむ
- 間食で食べる
上2つは今まで説明したので大丈夫ですね。
食前につまむのは、食べすぎ防止につながるメリットがあります。
また間食の場合は空腹がまぎれる以外に、お菓子を食べるよりも健康的なのでおすすめです。
ダイエットにも最適な干し芋の適量

ダイエットに最適な干し芋の適量は、2パターンあります。
- 1食分(食材として料理に使う場合も含む)⇒2~3枚
- 食前や間食⇒1枚
少しつまむだけであれば、1枚で十分お腹は落ち着きます。
食べ過ぎると意味がなくなってしまうので、食事から栄養を摂るためにも適量を意識しましょう。
干し芋がダイエット向きと言われる5つの理由

干し芋がダイエット向きと言われる理由は5つあります。
具体的には次の通りです。
- カロリーや脂質が少ない
- 低GIなので身体への負担が少ない
- ダイエット向きの栄養もあり、食べても罪悪感なし
- 調理の手間がない
- どこでも買えるし、保存もきく
成分だけではなく継続できる要素がそろってるかが大事です。
そのあたりも含めて説明しますね。
カロリーや脂質が少ない

干し芋は基本的にはカロリーや脂質が少ないです。
理由としては元をたどれば野菜なので、お菓子のようなカロリーや脂質の高さはありません。
また1回に食べる量が少量なので、一見成分表示の数字が高いように見えても心配するような数字にはならないためです。
カロリーや脂質を押さえたら、他の栄養はしっかりととってバランスを取りたいですね。
低GIなので身体への負担が少ない

干し芋はギリギリですが、低GI食品になるので身体への負担が少ないです。
低GIとは血糖値が急激にあがるかどうかを数値化したものになります。
55以下であれば血糖値の上がりは緩やかであり、56~69は中程度、70以上であれば血糖値は急激に上がるので、身体に負担がかかりやすいと判断できます。
急激に血糖値が上がればインスリンが出すぎて血糖値が下がり、逆に糖を脂肪に変えてしまうのでダイエットの視点で見ても要注意です。
ダイエット向きの栄養もあり、食べても罪悪感なし

干し芋にはダイエット向きの栄養もあり、食べても罪悪感なしなのが良いですね。
そもそも干し芋には次のような栄養が含まれています。
- 食物繊維
- ヤラピン
- ビタミンB群
- カリウム
- 鉄分
これらの栄養によって代謝を助け、余分な水分を身体から出し、腸内環境を整えます。
またダイエット中不足しがちな鉄分も補えることから、より罪悪感は感じにくいですね。
調理の手間がない

干し芋は当たり前ですが、調理の手間がありません。
そのまま食べることができるのは、忙しい人でも負担が少なくていいですよね。
続ける上でも何か洗い物が発生するだけでも面倒さを感じる人がいるので、手軽さは魅力です。
どこでも買えるし、保存もきく

干し芋はどこでも買えるし、保存もきくのが特長です。
コンビニでも気軽に手に入るので、買い忘れても困りません。
もしこのような人であったとしても、ある程度保存がきくのでまとめ買いも可能です。
続けやすい要素がそろってるのは嬉しいですね。
干し芋の効果

ここで干し芋の効果を簡単にまとめました。
- 代謝のサポート
- 腸内環境を整える
- 腸の働きを促す
- 便秘の改善や予防
- 血糖値の上昇を穏やかにする
- 免疫UP
- 満腹感のサポート
- むくみ解消や予防
- 貧血対策
ただ芋を食べるだけで、ここまで効果があるのは嬉しいですね。
持ち運びもしやすいので、ダイエットに限らず普段の健康管理目的としてもと取り入れるのはありですね。
糖質制限ダイエットに干し芋が向いている理由

干し芋は糖質制限ダイエットにも向いています。
その理由は次の通りです。
- GI値がギリ低め
- 1回量で糖質を考えると問題なし
- 糖質制限中の貴重な甘さを得られる
GI値は最初に説明したとおりです。
また1回量に関しても、多くて3枚なのでそこまで糖質を気にする量ではありません。
そもそも糖質制限は、すべての糖質を摂らないわけではありません。
自然由来のほのかな甘さを上手に取り入れれば、干し芋は糖質制限中でも楽しめますよ。
他のドライフルーツで代用でもあり?

結論から言って、他のドライフルーツでの代用はNGです。
一番の理由はドライフルーツには長期保存のため、砂糖がたくさんまぶしてあるためです。
もともと糖質が高い果物ですが、さらに砂糖によりダイエットに不向きなものとなってしまいます。
ただし干すことでどの食材も栄養がぎゅっと濃縮し、生で食べるよりも栄養価が高くなります。
糖質は要注意ですが、他の栄養を効率よく摂るためにも時々食べる分にはありですよ。
まとめ
- 干し芋で朝ご飯を済ますのは条件付きであり
- 干し芋は多くて1日に3枚まで
- 干し芋は効果や買いやすさの点からダイエット向き
改めて、ダイエッターに干し芋が人気な理由が分かった気がします。
干し芋のほのかな甘さは次々食べたくなる中毒性を感じますが、1度に1袋すべて食べるのは太る原因になってしまいます。
適量を守って、食材としても活用することで飽きずにダイエットができます。
秋の旬の食材でもあるので、秋の味覚としてダイエットに取り入れて空腹とは無縁に痩せませんか?