ダイエット中にチョコレートと聞くと、だいたいの人は太るイメージを持ちますよね。
それにも関わらずクリスマスパーティー、年末の仕事納め、正月、さらにはバレンタインデーなどチョコレートを食べるタイミングは怒涛の勢いで巡ってきます。
私はチョコレート大好きなので絶対食べないなんて思いませんが、ヤフー知恵袋を何気にみていたらチョコレートの罪悪感に駆られて吐き出そうとする人がいて衝撃でした…。
実際チョコレートって太るのかというと、答えはシンプルです。
太るに決まってますし、市販の普通のチョコレートは痩せるために作られているわけではありませんw
でも一生食べないとか食べたら吐くようなこともする必要はなく、コツさえつかめばダイエット中のメンタルコントロールになります。
そこで今回はダイエット中のチョコレートとの付き合い方や、甘いものを食べると身体はどうなるのかを説明します。
根拠もなくチョコレートを食べすぎたと慌てている人や、ダイエット中でも甘いものが欲しい人は要チェックです。
- どこからがチョコレートの食べすぎになるのかがわかる
- チョコレートを食べる上での対策がわかる
- 甘いものを食べると身体がどう反応するのかわかる
ダイエット中にチョコレートを食べてしまった人の感想と分析
色々と説明する前に現実を見て、食べすぎから情報を分析してみましょう。
天文館にある久遠ってゆう
チョコレート初めて
食べたけど美味しい👏🏻
ダイエット中だけど、
食べてしまった😧💦
これぐらいいいか🙆🏻♀️🙆🏻♂️w
あや pic.twitter.com/fcgPRCu4LG— ベージュ鹿児島 (@beige_K) April 16, 2018
ダイエット中なのにストレスか疲れかよくわからないけどおはぎやらチョコレートやらいっぱい買ってきて食べてしまった。
— Yume (@Ymmrbk) October 25, 2019
寝る前やのにモロゾフのチョコレートめっちゃ食べてしまった・・・
ダイエット中やのに欲が抑え切れんかった
弱っちい私— りえこ (@rieko818) January 9, 2020
うわ、もうすぐで1時じゃん。寝ないと….
ダイエット中なのにチョコレート食べてしまった。゚(゚´Д`゚)゚。
ばかばかばかばかばかばか— ぴょんゆり (@yuria92) September 20, 2013
ダイエット中だったけど、今日は、仕事納めでお菓子と飲み物が出たので、チョコレートとハッピーターンを食べてしまった💦。みんなが目の前で美味しそうに食べていたので💦...。(´;ω;`)ウッ…
— わびさび (@WabisabiApp) December 28, 2017
食べすぎた人の種類は、後悔しない人と罪悪感にかられる人の2種類に分かれました。
ただその種類にかかわらず、チョコレートの誘惑に負ける理由には共通点があったんです。
- チョコレート会社のブランド力に負けた
- ストレスと疲労に負けた
- 深夜の誘惑に負けた
- 人付き合いの同調圧力に負けた
こんなことってありませんか?
職場で誰かが退職することになり、全員にゴディバのチョコレートが配られました。
家に帰ってから食べようと思って持ち帰り、気が付けば深夜。
あるある過ぎるし、誘惑に負ける要素が全部過ぎて笑うしかないw
ラーメンよりも低カロリーとか謎の独り言を言ってチョコレートを食べるのも良いんですが、「ここまでは適量」「ここからは食べすぎ」とわかった方が気持ちがスッキリしませんか?
そのあたりを中心に説明するので、最後まで読んで明日から涼しい顔でチョコレートを食べちゃってくださいw
ダイエット中にチョコレートを食べたら太る?
ダイエット中にチョコレートを食べたら太るかどうかですが、市販のチョコレートなら太ります。
なぜなら市販の普通のチョコレートのカカオ含有量は20~40%程度で、あとは脂質と糖質の塊だからです。
ダークチョコでもカカオ含有量は40~60%程度なので、これでも太る要素は多く含まれているんです。
1日の総カロリーを計算するためにカロリーをチェックするのも1つの目安になりますが、それ以上に成分に注目することが大切になります。
ではダイエット中でも摂りたいチョコレートには何がいいのかというと、カカオ含有率が70%以上のハイカカオがおすすめです。
ハイカカオでも食べすぎは太りますが、上手に付き合えばダイエット中のメンタルコントロールとして役に立ちます。
次に適量を説明するので、まずはチェックしましょう。
ダイエット中に食べていいチョコレートの量
ダイエット中に食べていいチョコレートの量は、1日に25g程度です。
約50g(100kcal少々)という情報もありますが、チョコレートで100kcalってちょっともったいないですよね。
間食は200kcal/日まではいいとされていますが、その半分をチョコレートにするくらいなら他の味も楽しみたいと個人的には思いますw
また2015年の研究結果で低糖質の食事+ハイカカオ82%を42gを3週間食べたグループと、ハイカカオを普通のチョコレートにしたグループの結果を比べたところ、ハイカカオのグループに体重減少がみられました。
さらにハイカカオを摂り食事は普通の場合は、体重が減らなかったという結果もあります。
ここから低糖質の食事を心がければ多くても42gは摂っても良いですが、間食で考えたら25g程度に抑えておいた方が他の食事を楽しめますね。
ダイエット中の5つのチョコレート対策
ダイエット中のチョコレート対策もあるので、5つ説明します。
カロリーよりも質にこだわる
チョコレートを選ぶ際、カロリーよりも質を重視するようにしましょう。
なぜならチョコレートのカロリーってどれも似たような数字なので、カロリーだけでは選びようがないためです。
カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 糖質(g) アーモンドチョコレート 583 11.4 40.4 43.3 カバーリングチョコレート 511 7.0 25.4 63.4 ホワイトチョコレート 588 7.2 39.5 50.9 ミルクチョコレート 558 6.9 34.1 55.8
※カバーリングチョコレートとは、ビスケットにチョコレートをコーティングしたものを指します。
カロリーを見ただけでもダイエッターとしては絶望を感じますが、糖質や脂質の部分も見てください。
もう絶望が止まらない数字ですよね…。
これらはいずれもハイカカオではありませんが、この数字はカカオ以外に糖質や脂質が多いことが原因です。
その上でハイカカオを考えると、これよりも数字は低くなる傾向にあります。
第2章日本食品標準成分表にはハイカカオの数字がなかったので今回は載せていませんが、もしハイカカオを購入する際は成分表示をよく見て買うことをおすすめします。
チョコレートだけで痩せようとしない
チョコレートだけで痩せようとするのは、先ほどの成分表を見れば無謀なことはわかりますよね…。
ネットで調べると、「チョコレートダイエット」というものが検索されてきます。
チョコレートを食前20分前に食べれば痩せるというものなんですが、正直チョコレートを食べるくらいならそれを食べずに茹で卵でも食べていた方が痩せるというのが私の意見です。
糖質を中途半端にとって紛らわすように痩せようとするよりも、タンパク質をガツンと摂ってホルモンバランスを整えることでお腹を空かせない方がストレスも身体への負担も少ないですよ。
あくまでも間食でチョコレートを食べたくなった時にどうしたらいいかを考えて、上手に付き合った方が良いです。
食事と運動を基本にする
食事と運動を基本にするのは、ダイエットの基本中の基本です。
人間が痩せるためには「摂取カロリー<消費カロリー」のカロリーバランスと糖質コントロールが必要です。
そのため何を食べて、そのカロリーをどういうエネルギーに変えるかという考え方が基本になります。
その上で初めて間食でチョコレートを食べたいけど、どのようにコントロールしようかという考えになるんです。
逆だとうまくいかないですし、カロリーと糖質のどちらかだけ守っても痩せにくいです。
難しいことはありません。
食べたら帰り道は歩けそうな距離を歩けばOKなので、スマホにウォーキングアプリを入れて楽しく歩いてみてはいかがでしょうか。
少し食べたからと言って根拠もなく慌てない
チョコレートを少し食べてしまった場合、根拠もなく慌てるのはもうやめましょう。
ここまで読んだ方は、適量はもうわかっていますよね。
どんなチョコレートがダイエット向きかもばっちりです。
それならたった1口のチョコレートで罪悪感を抱くのは止めましょう。
過去は変えれないのでもしチョコレート1口分でも罪悪感を抱くなら、1口につきスクワット10回など何かルールを決めておくのも手ですよ。
1回分の量に分けておく
それでもチョコレートを食べすぎちゃうという場合は、1回分の量にあらかじめ分けておくのも1つです。
できれば開けにくい容器に入れるのがベストですw
開けるのが面倒だと食べなくていいか…となりませんか?
あるいはその日の分のチョコレートを満喫したら、あとはサラダチキンや茹で卵などタンパク質で小腹を満たす方が健康的ですね。
チョコレートの効果
ここでチョコレートの効果を確認してみましょう。
- 美容
- 代謝UPのサポート
- むくみ改善
- 冷え性改善
- 便秘解消
- アレルギー改善
- メンタル安定
チョコレートには腸内にいるフィーカリバクテリウムという菌を増やす働きがあり、腸内環境で見ても効果的なんです。
またテオプロミンという物質で精神を安定させる効果が期待できるため、イライラが多いダイエット期間中にチョコレートはピッタリなんです。
甘いものを食べた時の身体の働き
人間が甘いもの中毒になるには2つの理由があるので、甘いものを食べた時の身体の働きを説明します。
1つ目は、甘いものを食べると脳内に快楽ホルモンであるドーパミンが出るためです。
身体って糖が不足すると「このままでは死ぬのでは?」という危機感を感じます。
そのため手っ取り早く血糖値を爆上げしてくれる物質を何度も摂れば身体は安心するので、何度も不必要に摂らせようとします。
「食べて」って言っても限界がありますが、「気持ちいいでしょ?楽しいでしょ?」と言われたらつい食べてしまいませんか?
これがドーパミンの力であり、ちまたで砂糖中毒と言われているものの正体ですw
2つ目は血糖値が急に上がると上がりすぎも良くないと身体が判断し、すい臓からインスリンが出てくるためです。
血糖値が急激に上がったということは、それを急激に下げるためにインスリンはたくさん出てしまうんです。
急激に血糖値が下がると今度は何が起こるかというと、「このままでは死ぬのでは?(既視感)」と身体が勝手に判断して余計なお世話なレベルで脂肪をため込もうとします。
さらに怖いのはレプチンという満腹を知らせるホルモンの分泌も少なくなるんです。
つまり神経伝達をことごとく壊しにかかるのが甘いものなんです。
ここまで書くと、いかに甘いもの断ちが困難かわかりますよねw
中毒を断ち切るには意識が大事ということで、最後に甘いもの全般に言える対処法を紹介しますね。
甘いものを食べすぎた時の対処法
甘いものを食べすぎた時の対処法は以下の通りです。
- 急に甘いものを完全に断たない
- 間食を低糖質な食材や料理に置き換える
- タンパク質は全力で摂る
- 罪悪感を捨て、だからどうすればいいのかをよく考える
- 運動は隙あらばする
- 飲み物をこだわる
- 甘いものを控えている時の空腹は快感、友達だと思うことにする
甘いものを完全に断つのは身体への負担が大きいのと、挫折しかないので止めておきましょう。
月並みなことも多いですが、最後が何気に大事ですw
よくお腹が減って耐えられなくて挫折するという意見を耳にします。
それって空腹が苦痛なもので、良くないものだと思っているからではないでしょうか。
私は今朝ご飯をスムージーに置き換えているので、空腹を感じてお腹がなる機会が毎日です。
その時に思うのはただ1つ。
そのため空腹になると安心するんですよねw
このくらいの根性がダイエットにはあっていいと思いますw
まとめ
- チョコレートはハイカカオで1日25gまで
- 美容にも嬉しい効果がいっぱいなので、上手に付き合っていこう
- 甘いものは予想以上に断ち切るのは大変だからこそ、意識が大切
私はチョコレート効果の82%のやつが好きなので時々食べています。
ハイカカオって、食べなれていない人には苦いだけなので大変かもしれません。
しかし甘いものだけなぜそんなにも身体が受け入れるのかを考えたら、見え方が変わってきませんか?
ダイエット中の我慢は極力減らした方が良いので、ぜひ取り入れてみてくださいね。