食事系ダイエット

大豆ミートの安全性を調べてみました!さらにメリットとデメリット説明

大豆ミートって知ってますか?

最近ではドトールやフレッシュネスバーガーなどファストフード店でも目にするようになり、知っている人も増えてきました。

そこで多いのがこの疑問ですよね。

駆け出しダイエッター
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大豆ミートを検索すると、遺伝子組み換えとか危険とか…安全性が不安なんですけど…。

そもそも何が危険を詳しく分かっていない私w

何も知らないのに本当は良いものを避けるのももったいないと思い、今回は普段から大豆ミートを外食で食べ始めた私が安全性について調べてまとめてみました。

なお加工食品の定義は紹介しますが内容の幅が広くなりすぎるので、あくまでも大豆ミートについて説明しています。

大豆ミートについてモヤモヤを抱えている人や、もっと安心して食べたい人は要チェックです。

この記事のポイント
  • 大豆ミートの何が危険かわかる
  • 遺伝子組み換えについて簡潔にわかる
  • 大豆ミートのメリットとデメリットがわかる

大豆ミートの安全性は製造過程による

大豆ミートの製造過程

結論から言うと、大豆ミートの安全性は製造過程によります。
化学薬品を使った製造方法の場合、どんなにきれいに洗浄して商品にしたとしても不安は残ります。

しかし丁寧に圧力をかけて圧搾した大豆ミートであれば、安心して食べることができます。
製造方法を確認した時に、「低温圧搾法」と書いてあるものを選べばOKです。

大豆ミートとは

美味しい大豆ミート

そもそも大豆ミートって何かというと、大豆で作られている代替肉です。
日本では精進料理につかわれるもどき料理が有名です。

高たんぱくで低カロリー、コレステロールゼロなので生活習慣病に悩んでいる人にピッタリの食材なんです。

店で食べれる場合もありますが、自分で作る場合は乾燥した状態で販売されているのでそれを使うと便利です。

乾燥状態なことから保存期間も1年以上と長持ちするため、気に入った味が見つかったらまとめ買いも可能です。

なおこの大豆ミートは、粉末にされてシュウマイなどの食品に使われる場合もあります。
その際成分表示を見ると「植物性たん白」と表記されています。

駆け出しダイエッター
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珍しいものだと思ったけど、意外と身近で使われていたんだね。

大豆ミートも含む加工食品の定義

加工食品

ここで一度、大豆ミートも含む加工食品の定義を確認してみましょう。
アメリカの食品技術者協会(IFT)は、以下のように定めています。

「洗う、粉にする、混ぜる、冷やす、貯蔵する、熱する、凍らせる、漉す、発酵させる、抽出する、成形する、遠心分離する、炒める、乾燥させる、濃縮する、加圧する、放射線を照射する、電子レンジにかける、容器に入れる、といったさまざまな工程のひとつまたは複数を施すこと」

「加工された食品」が体によくないなら、合成肉はどうなる? 加工食品について真剣に考えてみた/WIRED

つまり全部w

浅漬けを作りたくて、キュウリに塩を振ったのも加工食品。
ご飯を炊いても加工食品。
保存させたくて保存料を使ったものも加工食品。

パターンは上記以外にも無限大にありますが、加工食品は危険だと思っているあなた。

この定義を見る限りだと加工食品全てが危険なわけではなく、どこからが自分の中で譲れないのかを決めておかないと何も食べれなくなることがわかりますよね。

これを踏まえて次の大豆ミートの製造過程を知ると、よりしっくりときますよ。

大豆ミートの製造過程

大豆の製造

大豆ミートの製造過程は大きく分けて2種類あります。

  • 科学溶剤(ヘキサン液)を使う方法
  • 圧をかけて搾る圧搾法

このヘキサン液を使う方法ですが、ヘキサン液を蒸発させるためリン酸や塩酸を大量に使います。

これらは人体に有害なためしっかりと除去され市場に出回りますが、100%除去されたかというと判断が難しいですよね。

時短で大豆ミートが作れるのでよく見られるのがこの方法ではありますが、不安であれば選ばないのも1つです。

一方圧搾法は、高温と低温の2種類に分かれます。
大豆に圧をかけて搾るのですが、高温の場合は栄養が損なわれるのでおすすめできません。

できれば低温圧搾法で作られた大豆ミートが安全で健康的ですよ。
ただし圧搾しきるまで時間がかかるので、コストが高めの傾向があります。

遺伝子組み換えの安全性は科学的根拠が薄い

遺伝子組み換え

結論から言うと、遺伝子組み換え食材の安全性は科学的根拠が薄いです。

よく遺伝子組み換え食材は農薬に耐性があるため普通の食材よりも多くの農薬を使用できることから、残留農薬が多く体内に取り込みやすいという人もいます。

また体内に住む良い菌が死滅したり、肝臓などの臓器に影響があったりなど様々な情報があふれています。

このように可能性は多く示されていますが、本当にその通りになったという決定的な科学的根拠は見つかりませんでした。

長期摂取の健康被害の科学的根拠もなければ、影響が全くないという科学的根拠もないのが現状です。

モヤっとする結論になりますが急に不調が出るわけではないに留め、自己責任で楽しむことが大切になりますね。

大豆ミートの栄養

大豆ミートの肉

大豆ミートの栄養ですが、以下の通りです。

  • 大豆イソフラボン
  • タンパク質
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • カリウム
  • 鉄分

タンパク質だけかと思いきや、ミネラルも摂れるのは嬉しいですね。

大豆ミートの口コミから向いている人を分析

評判

ここで実際にどんな人が大豆ミートを楽しんでいるのか気になりませんか?
以下に口コミを集めたので、そこからさらに向いている人も分析しちゃいましょう。

最初口コミを見た時、「きっと自炊が好きな意識高い系が向いてる人なんだろうな~」と思って調べていました。

しかしセブンイレブンのお弁当にも大豆ミートが使われていることを知った瞬間、気が付けばファミマ、ローソンでもそんな商品がないか調べていましたw

案の定あったということは、自炊が苦手な人でも大豆ミートが楽しめる時代に突入ってことですよねw
なんなら山崎製パンが出しているランチパックにも、いつの間にか大豆ミートが使用されていました。

ネガティブな意見は何かないものか探したら、さっぱりしてて脂が欲しくなるという程度で後はポジティブな意見ばかり。

その上で向いている人を分析した結果が以下の通りです。

  • ダイエット中の人
  • 生活習慣病に悩んでいる人
  • ベジタリアンやヴィーガンの人
  • 自炊が好きな人
  • 普段のコンビニ生活を少しでも改善したいと考えている人
  • タンパク質の摂取にどん欲な人

なんか私のことを言われているような気しかしないので、今度探してみますw

大豆ミートの5つのメリット

大豆ミートのメリット

ここで大豆ミートの何が良いのか気になりますよね。
大豆だから良さそうな気はしますが、はっきりと何が良いのか分かれば自信をもって選べます。

気軽にチェックしてみてください。

肉に比べて低カロリーでコレステロールゼロ

肉に比べて低カロリーでコレステロールゼロなのは魅力的です。
間違ってはいけないのは、肉が悪いと言っているわけではありません。

食材ごとの良さはあるので、それらと上手に付き合うことが一番重要です。

その上でカロリーが低いのにコレステロールの心配をせずにタンパク質が摂れるとなると、ダイエットに取り入れた方が良いのは言うまでもありません。

植物性だからこそのあっさり感も良いですよね。

日持ちがする

期間

大豆ミートのメリットで見逃せないのは、日持ちする点です。

大豆の水煮や豆腐など大豆製品は多々ありますが、どれも気を抜くと消費期限が過ぎて傷んでしまいがちな食品ばかりです。

しかし大豆ミートなら乾燥した状態で販売されており、使う時は水でもどして使うので保存はかなりしやすいです。

セール時にまとめ買いすればコスパも良くなるので最高ですよね。

どんな料理にも使える

大豆ミートはさっぱりとした味わいから、どんな料理にも使えます。
麺に混ぜ込んでも良し、肉の代わりに使っても良し、カレーに入れても良しと料理を選びません。

ここまで様々なものに使える食材もなかなかないと思うんですよね。
1家に1袋あれば便利なので、何入れたらいいかわからない料理には片っ端から入れてみましょうw

環境に優しい

環境に優しい

大豆ミートは環境に優しいと言われています。
加工食品系で検索すると、多くの人が必ず言うのが以下の2点です。

  • 牛はメタンガスを吐き出すので、温室効果ガスが地球に充満し環境が破壊される
  • 1頭あたり水を年間約41640Lも飲むにも関わらず、牛肉の年間廃棄量と比較すると環境へのダメージの方が大きい

牛だけがすべての原因ではないですし、今まで食肉として散々食べておいて今更見捨てる人間の根性とはなんぞやという後味の悪さも感じるので、私はあくまで1つの意見としてみてはいます。

牛がどうのこうのというよりも食糧源が増えることで環境に優しい選択肢が増えるとも考えられるので、そういう意味で環境に優しいをメリットに入れてみました。

新たな食糧源として期待

これも加工食品全般に言えますが、新たな食糧源として期待もメリットの1つとして考えられます。
日本にいると、飢餓や貧困を感じにくいかもしれません。

しかしコロナが流行っている今、いつ生活が一変して窮地に追い込まれるかわからないですよね。
そんな時に新たな食糧源を確保しておけば、牛や豚が一時的に食べれなくなっても慌てなくて済みます。

世界的にみても食糧難を抱えている国の方が多い現状です。
その中で1つでも多くの食糧源を確保することは大切ですね。

大豆ミートの4つのデメリット

大豆ミートのデメリット

大豆ミートのメリットを見るともう肉を食べなくていいような気がしますが、デメリットもあるんです。
何事もほどほどが一番な内容ではありますが、ぜひチェックしてみてくださいね。

コストが高い

大豆ミートはコストが高いです。

製品自体は良いのですが、製造過程で安全性を取ろうと思うと時間がかかり量産できないのでコストも高くなりがちです。

また「なくてはならない食材」ではなく、「意識の高い人たちが選ぶ食材」というイメージもあるせいか製造している会社も限られています。

市場の需要と供給のバランスを見た時にも、コストが高くなる理由しか今のところはないという現実…。
そんな私からおすすめする買い方はセール時にまとめ買いして、少しでも安く買うしかないですw

高いコストをいかに下げるか工夫して取り入れたいですね。

大豆の大量摂取は健康被害のリスクを増す可能性あり

不健康

大豆の大量摂取は健康被害のリスクを増す可能性があります。
このように書くと、大豆とともに長生きしてきた私たち日本人は疑問が浮かびますよね?

駆け出しダイエッター
駆け出しダイエッター
え?健康食材じゃないの?納豆とか食べるように推奨されてるけど。それ誰が言ってるの?

しかし世界では、発酵していない大豆は危険という認識の方が強いんです。

理由としては大豆に含まれるフィチン酸のせいで、マグネシウムやカルシウムなどミネラルの吸収を妨げるためになります。

またレクチンやサポニンには毒性があり、大量に摂取すると健康被害の危険性があるためです。
大量摂取なので相当食べないと症状は出ませんが、何事もほどほどが一番という点は意識したいですよね。

肉だからこその栄養が摂れない

大豆ミートの方が良いからと言って食べすぎると、本来肉でしか摂れない栄養素を吸収できないため注意が必要です。

先ほどからも言う通り、食材には食材の良さがあります。
カロリーや脂質にのみ注目して全く摂らないのは、逆に栄養不足を招くためおすすめできません。

バランスよく食べることは忘れないようにしましょう。

つなぎにグルテンが使用されていることもある

グルテン

大豆ミートは基本的にはグルテンフリーですが、つなぎにグルテンが使われていることがあるので要注意です。

グルテンでアレルギーを起こす人も中にはいます。
そのような人が知らずに食べてしまえば、健康に影響が出てしまうため危険です。

必ず成分表示を見て、グルテンが含まれていないかを確認の上買うようにしましょう。

まとめ

  • 大豆ミートで一番要注意なのは製造過程
  • 大豆ミートはコンビニでも外食でも楽しめる
  • メリットとデメリット両方比較して、上手に付き合おう

大豆ミート闇ですねw
まだまだ可能性を多く秘めた食材だからこそ、もっと安価で買える日を私は心待ちにしていますw

とりあえずドトールやフレッシュネスの大豆ミート以外にも、コンビニで売ってる大豆ミート商品も試してみたいですね。

もし試したら、このブログでもレビューを書くのでお楽しみに。
あなたも試せるものからまずは食べてみると、料理の幅が広がりますよ。