ダイエット中は我慢の連続ですが、甘いものを食べたくなる時ってありますよね。
果物の果糖は代謝されやすいとは言いますが、それでも食べることに不安を感じていませんか?
しかしさくらんぼならダイエット向きな理由があるので、上手に取り入れれば我慢してストレスを溜める必要がありません。
今回はさくらんぼで太るのかについて、理由や食べ方まで解説します。
この記事を読めば、ダイエット中の楽しみが増えるのでよりストレスフリーに痩せられますよ。
ダイエット中の甘さを求めている人や、さくらんぼなら太らないかもと期待している人は要チェックです。
- さくらんぼで太る理由がわかる
- ダイエット中のさくらんぼの取り入れ方がわかる
- なぜさくらんぼがダイエット中に食べて良いのかわかる
さくらんぼは太るのか?
結論ですが、ダイエット中にさくらんぼを食べても、食べすぎない限りは太りません。
理由はさくらんぼはダイエット中のサポートにも適した要素があり、良い効果もたくさんあるためです。
こういう人もいますよね。
そこで次ではさくらんぼで太ってしまった人には理由があるので、理由や対策をしっかりと紹介していきます。
さくらんぼで太る理由

ここではさくらんぼで太ってしまう理由を紹介します。
間食で少しだけさくらんぼ食べていたつもりでも、実は太ってしまう食べ方になっている可能性があるので、早速チェックしましょう。
食べ過ぎた
さくらんぼで太ってしまう理由の1つに、食べ過ぎがあります。
どうしても1粒が小さいので、テレビを見ながら食べた時にはあっという間になくなってしまいますよね。
そこで食べた気がしないからとさらにさくらんぼをおかわりすれば、意図せず食べすぎてしまうことがあるんです。
適量を守れればいいのですが、食べすぎれば食べた分だけカロリーや糖質が増えていきます。
そのため、さくらんぼの食べ過ぎは太るので意識しながら食べましょう。
さくらんぼを缶詰で食べた

さくらんぼを缶詰で食べることも、太る理由につながります。
なぜなら缶詰のさくらんぼは、生のさくらんぼよりも糖質やカロリー高いためです。
さくらんぼに限らず、缶詰は保存期間を長くするためシロップ漬けにしているのでそもそもダイエットには向きません。
ダイエット中にさくらんぼを食べたいと思った時は缶詰で、缶詰で食べないようにしましょう。
腹持ちが悪く暴飲暴食した
間食でさくらんぼの数を制限して食べても、腹持ちが悪いせいでほかの食事を暴飲暴食し太ってしまうこともあります。
小腹がすいてさくらんぼを間食したのは良いけれど、再びお腹がへって我慢に我慢を重ねた結果、夕食で食欲が爆発して暴飲暴食をしてしまえば意味がありません。
そのためさくらんぼに腹持ちを期待せず、空腹を刺激された結果、他の食事を食べ過ぎないように注意することが大切です。
さくらんぼの種類

現在、日本の市場で流通しているさくらんぼの種類は以下の通りです。
- 佐藤錦
- 紅秀峰
- アメリカンチェリー
- 紅てまり
- 香夏錦
- 月山錦
- 正光錦
- 大将錦
- 豊錦
- 北光
- ナポレオン
- 南陽
- 高砂
国産のさくらんぼである佐藤錦と紅秀峰、そしてアメリカ産で輸入されたアメリカンチェリーが主に市場で出回っている種類です。
高級なイメージのある佐藤錦ですが、実は国産のさくらんぼの8割を占めているのが佐藤錦なんです。
国産のさくらんぼとアメリカンチェリーの違いはある?
国産のさくらんぼとアメリカンチェリーの違いはあり、含まれている栄養にあります。
アメリカンチェリーはカロリーや糖質、GI値が国産のさくらんぼよりも高くなっていることが特徴です。
しかしアメリカンチェリーには、抗酸化作用のあるアントシアニンが多く含まれているので美容重視の人には向いていることから、必ずしもいけないわけではないんです。
ダイエット中に糖質やカロリーを控えたい人は国産のさくらんぼを選んで、痩せてからや肌のコンディションを整えたい時はアメリカンチェリーをおすすめします。
さくらんぼのカロリーと栄養

ここでさくらんぼのカロリーと栄養素を紹介します。
※10個63gあたりの数字です。
カロリー 38kcal たんぱく質 0.63g 脂質 0.13g 炭水化物 9.58g ー糖質 8.82g ー食物繊維 0.76g カリウム 132.3mg
10粒でのカロリーと糖質を見ると、そこまでではないように思えますよね。
しかし低糖質のご飯が1食糖質20~25g以下を目安に作られていることを考えると、そこまで低くはない数字です。
そのため食べすぎには本当に注意です。
ほかにも、さくらんぼにはビタミンやミネラルが豊富に含まれていますが、中でもカリウムは見逃せません。
むくみ対策にピッタリな栄養なので、そういう点でもダイエットにおすすめです。
さくらんぼのGI値
まず国産さくらんぼのGI値は37となっています。
一般にGI値が55以下の食品は「低GI食品」と言われていて、糖がゆっくりと吸収されることから急激な血糖値の上昇を抑えると言われています。
その結果、脂肪をつきにくくする効果が期待できることから、国産のさくらんぼはダイエット向きなことがわかります。
一方アメリカンチェリーのGI値は67と、同じさくらんぼでも数値がかなり高くなるので注意が必要です。
同じ量のさくらんぼを食べるなら、アメリカンチェリーは避け国産にした方が良いですよ。
おすすめのさくらんぼの食べ方

さくらんぼのおすすめの食べ方は、1日の量を最大20粒までにすることです。
M~Lサイズのさくらんぼ500gだと個数にして約70~80粒入っています。
はじめに食べる分を取り分けておくと、食べ過ぎを防ぐことができますよ。
ただし低糖質ダイエットを行っている人は20粒だと糖質の摂取量が多くなるので、次で解説します。
糖質制限中のさくらんぼの食べ方
糖質制限中の人は、さくらんぼを1日5粒までにしましょう。
小腹がすいたときに、少量をつまむ程度に留めておくと太りにくいです。
またさくらんぼの賞味期限は2~3日なので、少量パックを買えば食べきれずだめにする危険性が少なくなります。
ダイエット中に甘いものが欲しくなったときの糖分補給として、糖質制限中でも5粒までならさくらんぼを食べられることから取り入れてみてくださいね。
さくらんぼを食べる際の注意点

さくらんぼを食べる際の注意点は3つあります。
- 量を決めて食べる
- 缶詰は糖分が高いので避ける
- 食べすぎるとお腹を壊すので適量を守る
小粒なので食べ過ぎてしまう危険性はかなり高いです。
また甘くて安価で買える缶詰はつい手が出てしまいがちですが、太る原因になるので避けましょう。
さらにさくらんぼにはソルビトールというお腹を緩くする作用のある成分があります。
食べ過ぎてしまうとお腹を壊す可能性が高まるので、適量をあらかじめ小分けにして保存するなど対策をとる必要があります。
さくらんぼの効果

さくらんぼにはダイエット中にも嬉しい効果がたくさんあります。
- むくみ対策
- 便秘解消
- 代謝をあげる
- 血糖値の上昇を抑える
- 美容に良い
赤い宝石ともいわれるさくらんぼには、美容に良いビタミンをはじめ栄養が豊富です。
カリウムや食物繊維が含まれているので、むくみ改善や腸内環境を整えて便秘解消が期待できます。
他にも代謝をあげたり血糖値の上昇を抑えたりと、脂肪を身体につきにくくするダイエット向きの効果が多数あります。
おいしいさくらんぼの選び方

おいしいさくらんぼの選び方は次の通りです。
- 粒が大きい
- 実が硬く張っている
- 色が鮮やか
- 実についている軸が硬くて緑色のもの
- 旬の時期(6~7月)のものを選ぶ
さくらんぼは収穫後時間を置いても熟成が進まない果物なので、購入後は早めに食べることをおすすめします。
また変色したものや傷のあるものは、さくらんぼ全体の傷みが早いので避けましょう。
鮮度が落ちてくると軸は茶色に枯れてきますが、新鮮なさくらんぼは軸が太く緑色をしています。
選び方のポイントを抑えることで、甘くておいしく栄養価の高いさくらんぼを楽しむことができますよ。
さくらんぼの保存方法と期間

さくらんぼおいしく食べられる賞味期限は2~3日、保存は常温が適しています。
冷蔵保存だと1週間程度はもちますが、甘さが抜けてしまうので長期保存は向きません。
常温保存が基本ですが、さくらんぼは温度変化に弱いため、冷蔵で売られていた場合は冷蔵保存のほうが良いです。
なんとなく冷蔵庫に入れていた人は購入前の状態を考慮しながら保存方法や期間を意識すると、いつもより美味しく保存することができますよ。
まとめ
- さくらんぼはダイエット向きな理由が多い果物
- さくらんぼは食べ方に注意すれば太らない
- ダイエット中は国産のさくらんぼを選ぶ
さくらんぼは栄養補給しながら、甘いものを食べたい欲求を満たすことができるのでダイエット向きです。
また食べ過ぎないように適量を守りきちんと管理すれば、さくらんぼが原因で太ることは考えにくいです。
甘いものを我慢しすぎて暴食をしてしまう前に、さくらんぼを1粒食べればストレスがおさまり、楽しくダイエットを続けられますよ。