少し前にパイナップルダイエットが流行りましたよね。
仕事の日は朝ご飯に手軽にフルーツという人や、夕食のデザートに必ずフルーツをという方も多いのではないでしょうか?
私自身、健康的にダイエットをしたくて深夜にスマホで調べているとこんなお悩みがありました。
「フルーツって糖質が多いから本当はダイエットには不向きなの?」
「暑くなってきてパイナップルさっぱりしてて美味しいけど、食べ過ぎたら太りそう」
やはり糖質は気になりますよね?
そこで今回はパイナップルダイエットの効果や、寝る前に食べると太るのかなど、食べるタイミング、食べ合わせするとより効果が期待できる食材を紹介します。
- パイナップルダイエットの詳細がわかる
- 正しい摂取量や注意点がわかる
- パイナップルの効果がわかる
寝る前にパイナップルを食べると太る?
寝る前にパイナップルを食べると太ります。
なぜならパイナップルの糖質は高く、1日の摂取目安は100g程度(およそ6切れ程度)になります。
摂取目安を守っても夜は栄養吸収がしやすいので、寝る前は避けた方が良いです。
そのため寝る前は避け、正しい摂取量を日中に食べれば罪悪感なくパイナップルを食べれますね。
パイナップルダイエットの方法
パイナップダイエットは1987年にハリウッド女優のジョディ・マゼルさんが考案したものです。
6週間のメニューを厳密に正確に実行することで短期間でのダイエットを狙うものです。
実際に76kgから30kgの減量に成功し「ビバリーヒルズダイエット」と呼ばれ書籍化するとベストセラーになり日本でも話題をよびました。
しかしメニューが厳密すぎるので、もっと簡単なダイエット向きの食べ方を次で紹介します。
パイナップルのダイエット向きな食べ方

ダイエット目的として1番大切なのは加熱せず生のパイナップルを食べる事です。
豆乳と合わせてスムージーにしたり、ヨーグルトにごろっと入れて食べるのもおすすめですがタイミングって気になりますよね。
そのタイミングを順番に説明するので、チェックしてみましょう。
食前に食べる
食前に食べる事で消化吸収をサポートしてくれます。
パイナップルを食べてブロメリンやマンガンを摂取することで消化器官の働きやすくなります。また食物繊維によって便通をスムーズにすることにも役立ちますよ。
食前に食べるだけで効果があるのは嬉しいですよね。
1食置き換えて食べる
できるだけ短期間で効果を得たい人には置き換えダイエットもおすすめです。
体にとって続ける事が大切です。
寝る前は太りやすいので、朝もしくは昼どちらかでの置き換えにした方が効果的です。
豆乳とあわせる
朝食代わりにスムージーにして飲むのもありです。
パイナップルに含まれるビタミンCと豆乳で美肌効果が期待できます。
目安は1日200mlです。
成分無調整の豆乳がおすすめですが、そのままの豆乳が苦手な方でもパイナップルの甘さと合わさって飲みやすくなるので是非試してみて下さい。
ダイエット中にパイナップルを食べる注意点

ダイエット中にパイナップルを食べる注意点は3つあります。
- 朝食に食べる
- 食べるのは「生」に限る(缶詰もNG)
- 熟れたものを選ぶ
- 食べすぎは避ける
せっかくダイエットを始めても間違った方法だと太ってしまう可能性もあります。
これらをしっかり守って楽しく健康的にダイエットするためにも、次で詳しく説明するので要チェックです。
朝食に食べる
人間の排泄時間は早朝からお昼なので、朝食に食べるのがいいです。
朝食からお米やパン、お肉などを食べてしまうと消費するためにエネルギーを使います。
そうすると排泄機能が後回しになってしまうんです。
朝食にパイナップルを食べてしっかり排泄機能を活動させてあげましょう。
缶詰ではなく生パイナップルを食べる
パイナップルは缶詰ではなく、生パイナップルを食べましょう。
理由としては缶詰のパイナップルはシロップ漬けになっているため、生に比べてカロリーが高いためです。
生のパイナップルは100gあたり50kcalに対して、缶詰は100gあたり90kcalと2倍近く違ってくることからダイエットには生が適しています。
また缶詰のパイナップルは加熱されており、加熱により酵素とビタミンが分解され消えてしまう可能性があるんです。
せっかくなら美肌効果も得られる生で食べる方がいいですよね。
熟れたものを選ぶ

パイナップルは熟れたものを選びましょう。
理由としては、パイナップルで舌がピリピリするなど口の中が荒れる心配がないためです。
熟れたパイナップルはシュウ酸イオンという物質が少ないので、口の中が荒れません。
そのため以下の熟れたパイナップルのポイントを押さえて、おいしいパイナップルを選びましょう。
- パイナップル独特の良い匂いがする
- お尻にふっくら弾力がある
- 葉は緑色
- しっかりとした重さを感じる
食べすぎ注意

糖分が高いので食べ過ぎは禁物です。
1日の目安は100g(6切れ)が適量です。
パイナップルの食べすぎは、舌がピリピリする原因にもなります。
舌の表面はもともとタンパク質に覆われていますが、食べすぎることでタンパク質分解酵素が舌の粘膜のタンパク質を分解してしまいます。
結果舌が向き出しになり荒れている状態になるんです。
市販のジュースは避ける
砂糖がたくさん使用されている市販のジュースは避けましょう。
パイナップルジュースだけではなくジュースは糖分が豊富な飲み物です。
なのでダイエットには不向きな飲み物となります。
太る前に、市販のジュースは避けましょう。
アレルギーが出たら即中止する
パイナップルを食べて舌や喉に痒みや腫れが出ると、アレルギーの可能性があります。
食物アレルギーはアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。
異変を感じたらすぐに食べるのをやめて、かかりつけ医を受診しましょう。
パイナップルのカロリーと栄養

パイナップルのカロリーと栄養は以下の通りです。
※可食部100gあたりの数字になります。
カロリー(kcal) 51 タンパク質(g) 0.6 脂質(g) 0.1 糖質(g) 13.4
パイナップルに含まれる代表的な栄養素「ブロメリン」であり、この成分はタンパク質分解酵素の1つです。
体内でタンパク質の分解が進むと効率よく消化吸収が行われ、健康維持につながります。
その他にも「マンガン」という栄養素があります。
体に蓄積される脂肪の原因は、エネルギーとして消費されなかった糖質や脂質です。
しかしパイナップルに含まれるマンガンには、糖質や脂質の代謝に働きかける酵素をサポートする役割があります。
パイナップルの効果

効果をまとめると以下のようになります。
- ダイエット
- 便秘改善
- 胃や腸の水分を吸収して膨らみ満腹感を感じるから間食予防
- ビタミンB2やCで疲労回復、夏バテ防止
- ビタミンCで美肌作りにも効果的
美味しくてついつい食べすぎてしまいそうなパイナップルですが、実は多彩な栄養成分を含んでおりダイエットに効果的なフルーツです。
まとめ
- パイナップルは食べ方に気を付ければダイエット中でも食べられる
- 糖質と舌のピリピリに注意!
- 日中食べて罪悪感なく痩せちゃおう!
調べてみるとパイナップルには美味しいだけではなく、ダイエットに嬉しいメリットが多いことがわかりました。
痩せるのであれば健康的に痩せたいですよね。
例えば無理して痩せた結果、お肌がボロボロだったら少しも魅力的ではありません。
パイナップルを食べながら1日の食事メニューを見直して、適度な運動をして週に1度はご褒美デーを作るなど楽しく確実にダイエットを始めてみませんか?