先日痩せた友人とお酒を飲みに行って、その時に成功の秘訣を聞いたら「ビールはやめた」と言われました。
たしかにビールは昔から太りやすいお酒とされ、ダイエット中は控えている人も多いです。
しかしビールを飲んでも太らない人もいるし、最近では低カロリー商品も増えてきたのでそこまで影響がないようにも感じます。
そこで今回はビールをやめたら本当に痩せるのかを解説し、ダイエット中のビールの飲み方などを紹介します。
この記事を読めば、ビールとともに痩せることもできますよ。
ビールが好きな人や、お酒がやめられないけど痩せたいと思っている人は要チェックです。
- ビールをやめたら痩せるのかがわかる
- ビールをやめると痩せる理由がわかる
- ダイエット中のビールの飲み方がわかる
ビールをやめたら痩せる?
ダイエット中はビールをやめた方が痩せやすいです。
なぜならビールはカロリー自体はそこまで高くないものの、糖質が多い飲み物になるためです。
それ以外にも太りやすい要素が結構あるので、本気で痩せたい人はできるだけ控えた方が良いですよ。
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば太ることはないですが、飲み方や飲む量には気を付けましょう。
お酒は本来太りづらい飲み物
ビールに限らずアルコールは体に入ると真っ先に代謝されるので、本来は太りづらい飲み物です。
ただしその分食べ物や他の飲み物の消化は後回しにされてしまい、脂肪に変わります。
またお酒はエンプティカロリーといって1gあたり7kcalあるにもかかわらず、ビタミンやミネラルなどの栄養素がほぼゼロです。
お酒そのもので太るというよりも食べすぎや飲みすぎ、栄養不足による代謝量のダウンが影響しているから太るんです。
ビールをやめたら痩せる3つの理由
ビールをやめたら痩せる理由は3つあります。
お酒のなかでもビールには独特な太る原因もあるので、まずはそこを押さえましょう。
摂取カロリーが減る
ビールをやめれば、単純に1日の摂取カロリーが減るので痩せることにつながります。
アルコールは炭水化物やたんぱく質と同じカロリーがあるので、飲みすぎると簡単にカロリーオーバーします。
またおつまみをたべればその分のカロリーも加わる上に脂肪も増えるんです。
ビールを控えるとお酒とおつまみの両方のカロリーをカットできるので、痩せやすくなります。
このように総合的に見ても、摂取カロリーは減るので痩せやすくなるんです。
糖質の摂取量が減る
ビールを控えると糖質の量が抑えられるのも痩せる理由の1つです。
糖質は体に不可欠な栄養素ですが、摂りすぎると内臓脂肪に変わるデメリットもあります。
ビールはお酒の中でも糖質が高く「ビール腹」という言葉があるように、お腹が大きく張る太り方が特徴です。
炭水化物が好きな人やお腹周りの脂肪が気になる人は、ビールを控えて糖質の少ないハイボールなどに置き換えるなど工夫しましょう。
食べすぎる傾向を抑えられる
お酒の中でもビールをやめると、食べ過ぎる傾向を抑えられるんです。
なぜならビールの香りや苦みのもとになるホップは食欲をアップさせたり、食べ物の消化を良くする効果があります。
また炭酸も胃腸の働きをよくするため、ドカ食いにつながりやすいです。
ビールをやめればこれらのリスクが発生しにくくなるので、痩せるというわけです。
このことからダイエット中は、ビールをやめた方が食事量を調整しやすくなり、難易度もさがりますよ。
ビールのカロリーと栄養
ビールのカロリーと栄養を比較しました。
※100mlあたりの数字です。
カロリー 糖質 脂質 タンパク質 ビール 40kcal 3.1g 0g 0.3g 発泡酒 45kcal 3.6g 0g 0.1g 黒ビール 46kcal 3.4g 0g 0.4g レモンサワー 51kcal 2.9g 0g 0g ハイボール 73kcal 0g 0g 0g スパークリングワイン 100kcal 2g 0g 0.1g 赤ワイン 73kcal 1.5g 0.2g 0g 白ワイン 73kcal 2g 0.2g 0g 日本酒 109kcal 4.9g 0.4g 0g
ビールは他の炭酸系のお酒と比較しても、糖質がやはり高いですね。
ただカロリー自体はそこまで多くはないので、飲み方に気を付ければダイエット中も楽しめますよ。
ダイエット中のビールの飲み方
ダイエット中のビールの飲み方のポイントは3つあります。
健康のためにもビールは1日350mlまでにして、週1~2回は休肝日を設定しましょう。
その上でこれから紹介する点をおさえ、ビールを取り入れるのがおすすめですよ。
寝る前に飲まない
お酒全体に言えることですが、寝る前のビールは控えてくださいね。
夜は代謝が落ちて痩せづらいですし、おつまみのカロリーもさらに消費されづらくなるため太りやすいです。
またアルコールは睡眠の質を下げてダルさやイライラにもつながるので、遅くても寝る3時間前までには飲み終えましょう。
- DIT(食べたものをエネルギーに変えるのに必要なエネルギー)が最も低い
- 胃腸の消化吸収力が、昼間の2~3倍
- 睡眠時の代謝は昼間の半分近くまで低下
- 体内温度が下がる
※体温1度が下がると…
- 免疫力37%低下
- 基礎代謝12%低下(消費カロリー換算で200~500kcal分身体に蓄積)
- 体内酵素の働きが50%低下
- がん細胞が活性化しやすい
ーダイエット検定1級・2級テキストより
つまり太る一択な時間が夜間になります。
食べちゃいけないというのも納得ですよね。
おつまみを食べ過ぎない
ビールを飲むときはおつまみの食べすぎに要注意です。
揚げ物など高カロリー系はもちろん、ピザなどの炭水化物もNGになります。
そのためサーモンなど高たんぱく質の食べ物や、海藻類、キノコ類などミネラルや食物繊維がたっぷり入ったものを、できるだけシンプルな味付けで味わって食べるのが良いです。
ついこってりとした味が欲しくなりますが、ダイエット中は欲に負けずに素朴なものを適量食べましょう。
糖質オフ、糖質ゼロビールを飲む
ビールには様々な種類がありますが、選ぶなら糖質オフか糖質ゼロのものを選びましょう。
糖質オフのビールは100mlあたりの糖質量が2.5gで、糖質ゼロの場合も100mlあたり0.5g以下です。
糖質を完全にカットできるわけではないですが、普通のビールよりはカロリー含めて低めに抑えられます。
そのため少しでも糖質OFFするためにも、糖質オフや糖質ゼロと書かれたビールを飲みましょう。
ビールのプリン体は太る原因になる?
ビールに含まれるプリン体は太る原因にはなりません。
プリン体は遺伝子を作るのに重要な物質で、体内でも作られる成分です。
ただ量が増えすぎると尿酸値が上がって痛風を引き起こし、体が動かしづらくなるので太ることがあります。
そのためプリン体そのものは太らないものの、病気のリスクは注意して適量を楽しむようにしましょう。
ビールと発泡酒の違いは?
ビールと発泡酒の違いは、材料の1つである麦芽の使用量と副原料の違いです。
具体的には麦芽の入っている量が50%以上だとビール、それ以下だと発泡酒となります。
また泡や味の質を左右する麦芽以外の材料がビールの場合は法律で制限されているんです。
発泡酒は決まりがないのでフレーバーなどは幅広いですが、添加物がたくさん使われていると体への負担も大きくなります。
糖類ゼロと糖質ゼロの違いは?
糖類ゼロと糖質ゼロの違いは、使われている糖の種類になります。
糖類ゼロは砂糖以外の全ての糖が使われており、糖質ゼロは砂糖をはじめ人工甘味料など糖全般を全く使用していないことを言います。
ちなみに糖質ゼロビールの成分表にも「糖類」が表記されていることがありますが、アルコールを作るときに使った糖で、完成したビールにはほとんど残らないです。
ビールに限らず全ての食品表示に言えるので、ダイエット中の目安にしてみてくださいね。
ノンアルコールビールも上手に活用してみよう
ノンアルコールビールを取り入れるのもありですよ。
カロリーゼロでありながらビール本来の味が感じられるものも増えています。
ダイエットを頑張りたい時期や休肝日に取り入れると、体の負担やストレスも減らせて続けやすいですよ。
ノンアルコールビールの選び方
ノンアルコールビールを選ぶときは以下の点を押さえましょう。
- 好きな銘柄があれば同じメーカーのものを選ぶ
- カロリーゼロ、糖質ゼロを選ぶ
- 人工甘味料や添加物不使用のものを選ぶ
- 完全に禁酒したいならアルコール0.00%を選ぶ
味重視で選ぶなら麦芽100%のものがおすすめですが、カロリーが高めになっているので注意が必要です。
またアルコール1%未満の飲み物はノンアルコール飲料と表示できます。
ダイエット中はお酒を完全に絶ちたい方や、妊娠中の方などはアルコールが0.00%と表記された商品を選んでくださいね。
KUOS BEER(クオスビア)
- ノンアルコールビールの平均口コミ数500に対して2倍以上の人気商品
- アルコール、糖質、カロリー全てゼロ!
- お酒を飲んじゃった…という罪悪感もゼロ(だって炭酸水だもんw)
- 名水で有名な大分県日立市の工場で純水を使用して作られているので高品質
- プリン体の心配もないので健康的
- ハイボールフレーバーを始め多くの種類から選べる
- お酒と比較してコスパよすぎ
容器 | ペットボトル |
1本あたりの容量 | 500ml |
24本入り税込価格 | 1,890円 |
「お酒が飲めない」という意識から、「希少な炭酸水を味わう幸せ満喫中」に意識を変えたら、ダイエットも楽になると思いませんか?
まとめ
- ダイエット中はビールをやめた方が痩せやすい
- ビールをやめるとカロリーが減らせるだけでなく、食べすぎ防止にもなる
- ダイエット中にビールを飲むなら、時間やおつまみに気を付ける
ダイエットを成功させる秘訣は食事管理や運動とともに、ストレスを溜めないことです。
ビールはやめた方が痩せやすくなりますが、我慢しすぎると心身ともに負担が増えて暴飲暴食なんてことにもなりかねません。
無理をすることよりもビールとの上手な付き合い方を考え、自分に合った方法でダイエットすることが大切です。
ノンアルコールビールも活用して、ダイエット生活を楽しく乗り切ってくださいね。